ほかの言語(英語など)のスペルを「読み」に活用する方法

ほかの言語のスペルを「読み」に活用

単語を入力するとき、思っている単語がすぐに出てくれないことがあります。

たとえば「こんな感じでお願いします」と入力したつもりが、次のようになってしまった経験はありませんか?

よくあるミス

こんな漢字でお願いします。

本記事では、このようなミスを防ぐためにほかの言語のスペルを「読み」に活用する方法を紹介します。

入力したい単語がすぐに出てくれない問題

冒頭で紹介したように「感じ」と入力したいときを思い浮かべてください。

「感じ」と入力したいのに、間違えて「漢字」と入力してしまう原因はなんでしょうか?

次のように変換候補が競合していることです。

漢字

  1. 漢字
  2. 幹事
  3. 感じ
  4. かんじひらがな
  5. カンジ[全] カタカナ
  6. 貫地
  7. 患児
  8. 監事
  9. 官寺

「感じ」って入力したいときにかぎって「漢字」が先に出てくるんですけどっ!!

わたしは、この「変換候補から選ぶ」という作業が苦痛です。

Spaceキーを押したら、なにも考えずにEnterキーを押して入力したい。

これは、日本語の単語に同音異義語(音が同じで意味が違う言葉)が多いことが原因です。

同音異義語は「感じ / 漢字」のほかにも、次のように無数に存在します

同音異義語の例

  • いじょう …… 以上 / 異常
  • いらい …… 依頼 / 以来
  • かう …… 買う / 飼う
  • かく …… 書く / 描く
  • とる …… 取る / 撮る
  • おもい …… 思い / 重い
  • もの …… 者 / 物
  • こ …… 子 / 小 / 個
  • かい …… 回 / 会 / 階 / 甲斐
  • し …… 志 / 市 / 史 / 師 / 氏 / 士 / 死

書き出すと、本当に無限に出てきますよね?

入力ミスが起こる原因は、ほかの単語とかぶっている「同じ読み」で入力しようとするからなのです。

「感じ」という単語を「かんじ」という読みで入力しようとするから「漢字」という単語と競合するのです。

ポイントは日本語に存在しない読みで単語登録すること

「かんじ」という「読み」を使わずに「感じ」と入力するには、どのようにすればいいのでしょうか?

「読み」としてほかの言語のスペルを利用する方法があります。

たとえば「感じ」を英語のスペル「feel(感じる)」で入力できるように単語登録してはいかがですか?

単語登録例

  • 感じ
  • ふぇえl

ローマ字入力で「feel」と入力したとき、自動的にふぇえlになるので、ふぇえlを「読み」のところに入れています。

ここでのポイントは、「ふぇえl」という言葉が日本語に存在しないことです。

ふぇえlと入力し、Spaceを押しても、ほかの変換候補が出てきません。

感じ

  1. 感じ

先述した、かんじで漢字変換したときの例と比較するとこのとおりです。

漢字

  1. 漢字
  2. 幹事
  3. 感じ
  4. かんじひらがな
  5. カンジ[全] カタカナ
  6. 貫地
  7. 患児
  8. 監事
  9. 官寺

つまりこの単語登録のワザを使えば、「『感じ』と入力したいのに『漢字』が先に出てきてイライラする」という状態を防げるようになります。

ほかの例には次のようなものがありますよ。

英語のスペルを「読み」に活用する例
単語 読み 理由
tれえ
(tree)
「tree(木)」の意味
ぶy
(buy)
「buy(買う)」の意味
だy
(day)
「day(日)」の意味
しょp
(shop)
「shop(店)」の意味
さy
(say)
「say(言う)」の意味

【注意】対応する単語のスペルが長いものには使えない

この方法は、英語に詳しい人に特にオススメできますが、弱点もあります

対応する単語のスペルが短い場合はいいのですが、実はスペルが長い場合は使えないのです。

たとえば「興」という漢字の読みを考えてみましょう。

interesting(英語で「興味深い」の意味)という発想で、次のように単語登録したらどうなりますか?

単語登録例

  • いんてれsちんg

「興」という1つの漢字を入力するためだけに「いんてれsちんg(interesting)」と入力するのはムダがありすぎますよね。

「読み」が長くなると、入力ミスも起こりやすくなります!

これなら「興味」と入力して「味」だけ削除したほうがはやいレベルです。

スペルが長い場合は、次のように「略して登録する」のをオススメします。

単語登録例

  • いr

interesting」を略して「 ir 」にしておくと、入力が圧倒的にラクです。

詳しくは「子音だけを取り出して「読み」に使う方法をご覧ください。

子音だけを取り出して「読み」に使う

まとめ

今回紹介した、ほかの言語のスペルを「読み」に活用する方法ですが、英語以外でもかまいません。

中国語が得意なら中国語を、スペイン語が得意ならスペイン語を「読み」として活用しましょう。