本記事では、WindowsとMac用のIME「Google日本語入力」で単語登録をする方法を紹介します。
削除する方法、訂正する方法、単語登録のショートカット、辞書のエクスポート/インポート方法も紹介していますよ。
このページの目次
「Google日本語入力」で単語登録をする方法
「Google日本語入力」で単語登録する手順はこちらになります。
「単語登録」を開く
まずは「単語登録」のウィンドウを開きます。
WindowsとMacではやり方が違うので、それぞれ紹介しますね。
Windowsの場合
画面下部にあるタスクバーからIME(文字入力プログラム)のアイコンをマウスの右クリックし、「単語登録」を選択しましょう。
Macの場合
画面上部にあるメニューバーからIME(文字入力プログラム)のアイコンをクリックし、「単語登録…」を選択しましょう。
IMEのアイコンが「あ(全角)」になっているときでも「 A(半角)」になっているときでも問題ありません。
単語を登録する
出てきたウィンドウで単語登録をします。
「OK」を押す
最後に「OK」のボタンを押すのを忘れないように!
上の画像内にある「登録先辞書」という項目に関しては「複数の辞書を管理する方法」を参考に。ただし使う必要はないのでスルーで大丈夫です。
「Google日本語入力」で動詞の単語登録をする方法
「Google日本語入力」で動詞のように活用する単語を登録する手順はこちらになります。
「単語登録」を開く
「単語登録」のウィンドウを開きます。
WindowsとMacではやり方が違うので、それぞれ紹介しますね。
Windowsの場合
画面下部にあるタスクバーからIME(文字入力プログラム)のアイコンを右クリックし、「単語登録」を選択しましょう。
Macの場合
画面上部にあるメニューバーからIME(文字入力プログラム)のアイコンをクリックし、「単語登録…」を選択しましょう。
単語を登録する
出てきたウィンドウで単語登録をします。
このときに「語幹(活用しても変わらない部分)」のみを登録しましょう。
たとえば「タピる」なら「タピ」だけを登録するようにします。
動詞の種類を選ぶ
登録した単語の下に「品詞」というプルダウン項目があります。
ここで、動詞の種類を選択します。
「タピる」なら「ラ行五段」を選択しましょう。
新しく作られる動詞は「五段活用のラ行」であることがほとんどですよ。
「OK」を押す
最後に「OK」のボタンを押すのを忘れないように!
「Google日本語入力」で登録した単語を削除する方法
「Google日本語入力」で単語登録した単語を削除する手順はこちらになります。
「辞書ツール」を開く
まずは「辞書ツール」のウィンドウを開きます。
WindowsとMacではやり方が違うので、それぞれ紹介しますね。
Windowsの場合
画面下部にあるタスクバーからIME(文字入力プログラム)のアイコンを右クリックし、「辞書ツール」を選択しましょう。
Macの場合
画面上部にあるメニューバーからIME(文字入力プログラム)のアイコンをクリックし、「辞書ツール…」を選択しましょう。
「この単語を削除」を選択
消したい単語の列でマウス右クリックを押し、「この単語を削除」を選択します。
これで削除できました。そのままウィンドウを閉じても大丈夫です。
「Google日本語入力」で入力した単語を訂正する方法
「Google日本語入力」で単語登録した単語を訂正する手順はこちらになります。
「辞書ツール」を開く
「辞書ツール」のウィンドウを開きます。
WindowsとMacではやり方が違うので、それぞれ紹介しますね。
Windowsの場合
画面下部にあるタスクバーからIME(文字入力プログラム)のアイコンを右クリックし、「辞書ツール」を選択しましょう。
Macの場合
画面上部にあるメニューバーからIME(文字入力プログラム)のアイコンをクリックし、「辞書ツール…」を選択しましょう。
ダブルクリックする
訂正したい単語の列の上でダブルクリックします。
「読み」を直したければ「よみ」の列、「単語」を直したければ「単語」の列でダブルクリックします。
「Google日本語入力」で単語登録をするショートカット
「Google日本語入力」で単語登録をするときは、設定を変えることでショートカットが使えます。
Google日本語入力でのショートカット
Google日本語入力の場合、後述する設定によって単語登録のショートカットが使えるようになります。
単語登録のショートカット
Control+F7
「ショートカット」を使えるようにする設定の手順
「ショートカット」を使えるようにする設定の手順はこちらになります。
「プロパティ / 環境設定」を開く
Windowsの場合、画面下部から「プロパティ」を選択します。
Macの場合は、画面上部にあるメニューバーから「環境設定…」を選んでください。
「キー設定の選択」で「ATOK」を選択
「キー設定の選択」の欄で「ATOK」を選択します。
ただし「ATOK」を選択すると、すべてのキー操作が「ATOK」と同じになるため、注意が必要です。
もし、基本は「Microsoft IME」がいい場合は「MS-IME」を選択した上で、単語登録の設定を作り「カスタム(自分専用の設定)」を作れます。
わたしの場合は「ATOK」を選択した上で「単語登録を起動」をF7キーに設定しています。
「Google日本語入力」で登録した辞書をエクスポート/インポートする方法
単語登録を1つずつするのではなく、一気にする方法(エクスポートとインポート)があります。
- エクスポート
すでに登録している単語登録の辞書データすべてを「テキストファイル」として保存する
- インポート
保存された辞書データ(テキストファイル)を辞書の中に一気に入れる
自分で登録した辞書をエクスポートする方法、インポートする方法を紹介しますね。
「辞書ツール」を開く
まずは「辞書ツール」のウィンドウを開きます。
WindowsとMacではやり方が違うので、それぞれ紹介しますね。
Windowsの場合
画面下部にあるタスクバーからIME(文字入力プログラム)のアイコンを右クリックし、「辞書ツール」を選択しましょう。
Macの場合
画面上部にあるメニューバーからIME(文字入力プログラム)のアイコンをクリックし、「辞書ツール…」を選択しましょう。
エクスポート/インポートする
エクスポートする手順と、インポートする手順を分けて紹介しますね。
エクスポートする方法
エクスポートするときは、左メニューから「エクスポートしたい辞書」を選択し、「マウス右クリック」→「この辞書をエクスポート」の手順で選びます。
あとは適当な場所に保存するだけです。
Google日本語入力では複数の辞書を管理できます。
インポートする方法
インポートするときは「追加したい辞書」を選択し、「マウス右クリック」→「この辞書にインポート」を選択します。
あとは、インポートしたいテキストデータを選択してインポートすれば完了です。
単語登録のインポートは上書き保存されるのではなく、パソコン側にない登録分だけが追加されます。
すでに追加されている単語は、消えたり、重複にならないのでご安心を!
追加ではなく、新しい辞書としてインポートする場合は、上のメニューの「管理」→「新規辞書にインポート」の順に選択します。
辞書(テキストファイル)を選択し、辞書名を決めてインポートしてください。
単語登録のインポート/エクスポートについてはこちらでもっと詳しく紹介しています。
まとめ
本記事ではWindows/Mac用IME「Google日本語入力」で単語登録する方法、削除する方法、訂正する方法、単語登録ショートカットを紹介しました。
特にショートカットは覚えておかないと単語登録をするハードルが高くなります。
ぜひ「Google日本語入力」の単語登録を使いこなしてくださいね。