単語登録のコツとは? 基本を知って効率を上げよう

単語登録は誰でも使えますが、うまく使いこなすにはコツがあります。
なにも考えずに単語登録するのと、考えて単語登録するのでは効率化の度合いがまったく違うのです。
本記事では「単語登録のコツ」や、知っておきたい「単語登録の基本」について紹介します。
このページの目次
単語登録のコツ
では単語登録をするときのコツを紹介します。
1つ1つ詳しく見ていきます。
使用頻度の高い単語を登録する
まずは「使用頻度の高い単語」を単語登録するようにしましょう。
1年に1回しか使わない単語を登録するよりも、毎日何度も使う単語を登録したほうが効率的です。
たとえば「おはようございます」のような挨拶はぜひとも登録しましょう。
単語登録例
- おはようございます
- おは
詳しくは使用頻度の高い単語を登録するをご覧ください。
短い「読み」で登録する
そして、短い「読み」で登録することも大切です。
ラクをするために単語登録をするのに、次のように登録してしまっては逆に手間がかかってしまいます。
単語登録例
- 山
- まうんてん
「読み」に登録する文字数は、できるだけ短くしましょう。
「競合する変換候補」をなくする
単語登録をするときのコツで、もっとも大切なことが「競合する変換候補をなくすること」です。
たとえば「漢字」と入力したいのに「感じ」や「幹事」が先に出てきてイライラしたことはありませんか?
感じ
- 感じ
- 幹事
- 漢字
競合する変換候補をなくする方法としては次のような方法がありますよ。
競合する変換候補をなくする方法
以下の記事では、この「競合する変換候補」をなくする方法をまとめています。
「読み」は言葉になっていなくてもいい
単語登録をするときの「読み」を律儀に日本語で入れていませんか?
実は日本語でなくても、言葉にすらなっていなくてもかまいません。
例えば、次のような単語登録だってできます。
単語登録例
- お疲れ様です。
- おt
詳しくは「読み」は言葉になっていなくてもいいをご覧ください。
記号やスペースもいっしょに単語登録する
記号やスペースも、場合によってはいっしょに単語登録すると便利です。
たとえばアニメの名前「『魔女の宅急便』」を単語登録するときに「二重カギカッコ」もいっしょに登録するように。
単語登録例
- 『魔女の宅急便』
- まじょたく
「記号やスペースもいっしょに単語登録する」もご覧ください。
文章を単語登録する
「単語登録」という名称ですが、実は文章も登録できます。
もっとも登録できる文字数の少ない「Microsoft IME(Windowsに最初から入っている日本語入力ソフト)でも60文字の登録ができます。
60文字というのは次の例文ぐらいです。
60文字の文章例
本サイトは「快適な文字入力テクニックを伝えたい」という想いから運営しています。もしよかったら、お友達にも教えてあげてね。
思っているよりも長いのではないでしょうか?
詳しくは文章を単語登録してもいいという記事もご覧ください。
単語登録の基本
続いて、単語登録をするときに知っておくといい基本的な情報を紹介します。
変換候補が重なる(競合する)とは?
単語登録をするときに絶対に知っておいてほしいのが「変換候補が重なる(競合する)」ということです。
この状態は絶対に避けたいことなので、変換候補が競合することについてをご覧ください。
単語登録の「読み」に使える文字
単語登録で「読み」として使える文字には日本語以外にアルファベットと記号があります。
たとえば記号の1つである;は非常に便利です(以下の例を参照)。
単語登録例
- info@example.com
- めあど;
詳しくは、単語登録の「読み」に使える文字をご確認ください。
「言葉の裏面」という考え方
「言葉の裏面(うらめん)」という言葉をわたしはよく使っています。
たとえば「住所」という言葉の裏面は「東京都単語区登録町1-2(誰かの住所)」のような感じです。
少し説明が必要なので、詳しくは言葉の「裏面」という考え方をどうぞ。
単語登録があれば情報を覚えなくてもよくなる
単語登録のメリットは「入力をラクにすること」だけではありません。
情報を覚えなくてもよくなるというメリットもあります!
たとえば会社の「振り込み用の銀行口座」を覚えなくても、次のように登録しておけばいつでも呼び出せます。
単語登録例
- 【銀行名】単語登録銀行【支店】セミコロン支店【口座番号】12345
- ばんk

もちろん「常にパソコンが目の前にある」という前提条件は必要になりますが。
詳しくは単語登録があれば情報を覚えなくてもよくなるも参考に!
機密性の高い情報は単語登録しない
個人情報を単語登録すると便利ですよね。
でも、クレジットカード番号やパスワードのような機密性の高い情報は単語登録しないのが原則です。
語尾が「 n 」で終わる「読み」は「ん」で登録する
もし単語登録をするときに「読み」が「 n 」で終わる場合は注意が必要です。
「 n 」ではなく「ん」で登録しなければ反映されません。
詳しくは、語尾が「 n 」で終わる「読み」は「ん」で登録するをご覧くださいね。
まとめ
本記事では単語登録のコツや基本について紹介しました。
なにも考えずに単語登録するのではなく、お伝えしたコツや基本を覚えて効率のいい単語登録をしてくださいね。