本記事では、Windows用のIME「Microsoft IME(MS-IME)」で単語登録をする方法を紹介します。
削除する方法、訂正する方法、単語登録のショートカット、辞書のエクスポート/インポート方法も紹介していますよ。
もしほかのIMEを使っている場合はこちらをどうぞ → ATOKの場合/Google日本語入力の場合
このページの目次
「Microsoft IME」で単語登録をする方法
「Microsoft IME」で単語登録する手順はこちらになります。
「単語の追加」を開く
まずは「単語登録」のウィンドウを開きます。
画面下部にあるタスクバーからIME(文字入力プログラム)のアイコンをマウスの右クリックし、「単語の追加」を選択しましょう。
単語を登録する
出てきたウィンドウで単語登録をします。
「登録」を押す
最後に「登録」のボタンを押すのを忘れないように!
「Microsoft IME」で動詞の単語登録をする方法
「Microsoft IME」で動詞のように活用する単語を登録する手順はこちらになります。
「単語の追加」を開く
まずは「単語登録」のウィンドウを開きます。
画面下部にあるタスクバーからIME(文字入力プログラム)のアイコンをマウスの右クリックし、「単語の追加」を選択しましょう。
単語を登録する
出てきたウィンドウで単語登録をします。
このときに「語幹(活用しても変わらない部分)」のみを登録しましょう。
たとえば「タピる」なら「タピ」だけを登録するようにします。
動詞の種類を選ぶ
登録した単語の下に「品詞」という項目があります。
ここで「その他」にチェックを入れ、動詞の種類を選択します。
「タピる」なら「5段動詞・ら行」を選択しましょう。
新しく作られる動詞は「五段活用のラ行」であることがほとんどですよ。
「登録」を押す
最後に「登録」のボタンを押すのを忘れないように!
「Microsoft IME」で登録した単語を削除する方法
「Microsoft IME」で単語登録した単語を削除する手順はこちらになります。
「単語の追加」を開く
まずは「単語登録」のウィンドウを開きます。
画面下部にあるタスクバーからIME(文字入力プログラム)のアイコンをマウスの右クリックし、「単語の追加」を選択しましょう。
「ユーザー辞書ツール」を開く
ウィンドウの左下にある「ユーザー辞書ツール」をクリックしましょう。
「削除アイコン」をクリック
消したい単語の列をクリックで選び、「削除アイコン」をクリックします。
「はい」をクリック
確認のウィンドウが開くので「はい」を選びましょう。
これで削除できました。そのままウィンドウを閉じても大丈夫です。
「Microsoft IME」で入力した単語を訂正(変更)する方法
「Microsoft IME」で単語登録した単語を訂正する手順はこちらになります。
「単語の追加」を開く
まずは「単語登録」のウィンドウを開きます。
画面下部にあるタスクバーからIME(文字入力プログラム)のアイコンをマウスの右クリックし、「単語の追加」を選択しましょう。
「ユーザー辞書ツール」を開く
ウィンドウの左下にある「ユーザー辞書ツール」をクリックしましょう。
「変更アイコン」をクリック
訂正したい単語の列をクリックして選択肢、「変更アイコン」をクリックしましょう。
訂正用のウィンドウが開くのでそちらで訂正してくださいね。
「Microsoft IME」で単語登録をするショートカット
「Microsoft IME」で単語登録をするときは、ショートカットが使えます。
Microsoft IMEでのショートカット
では、Microsoft IMEで単語登録するときのショートカットを2種類紹介します。
単語登録のショートカット方法(1)
まずは、かんたんなショートカットからです。
単語登録のショートカット
Ctrl+F7
Microsoft-IMEのバージョンによってはこのショートカットが使えません。
もし使えない場合は、後述する設定によって単語登録のショートカットが使えるようになります。
単語登録のショートカット方法(2)
少しめんどうですが、次の手順でもショートカットになります。
単語登録のショートカット
Ctrl+F10O
もう少し詳しく説明すると、Ctrl+F10で次のようなウィンドウが現れます。
このウィンドウに「単語の登録(O)」という表記がありますよね?
これは、Oキーを押すことでショートカットになることを意味します。
そのため、Ctrl+F10Oと連続してキーを押すことでショートカットになるのです。
同じように「ユーザー辞書ツール(T)」はTで開くということ!
このショートカットもMicrosoft-IMEのバージョンによっては使えません。
もし使えない場合は、後述する設定によって単語登録のショートカットが使えるようになります。
【参考】旧バージョンに戻す手順
現在お使いのMicrosoft-IMEのバージョンで「単語登録のショートカット」が使えない場合はどうすればいいのでしょうか?
旧バージョンのMicrosoft-IMEに戻すことで使えるようになります。
設定の手順はこちらになりますよ。
「設定」を開く
画面下部にあるタスクバーからIME(文字入力プログラム)のアイコンをマウスの右クリックし、「設定」を選択しましょう。
「全般」を選択
Microsoft IMEの設定画面が開くので「全般」を選択します。
「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」を「オン」に
「互換性」という欄に「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」という箇所があるので「オン」にしましょう。
「OK」を選択
「以前のバージョンの Microsoft IME を使用しますか?」と聞かれるので「OK」を選択しましょう。
これで旧バージョンのMicrosoft IMEになりました。
「Microsoft IME」で登録した辞書をエクスポート/インポートする方法
単語登録を1つずつするのではなく、一気にする方法(エクスポートとインポート)があります。
- エクスポート
すでに登録している単語登録の辞書データすべてを「テキストファイル」として保存する
- インポート
保存された辞書データ(テキストファイル)を辞書の中に一気に入れる
自分で登録した辞書をエクスポートする方法、インポートする方法を紹介しますね。
「単語の追加」を開く
まずは「単語登録」のウィンドウを開きます。
画面下部にあるタスクバーからIME(文字入力プログラム)のアイコンをマウスの右クリックし、「単語の追加」を選択しましょう。
「ユーザー辞書ツール」を開く
ウィンドウの左下にある「ユーザー辞書ツール」をクリックしましょう。
エクスポート/インポートする
エクスポートする手順と、インポートする手順を分けて紹介しますね。
エクスポートする方法
エクスポートするには、上にあるメニューから「ツール」→「一覧の出力」の順に選びます。
あとは適当な場所に保存するだけです。
インポートする方法
インポートするには、上にあるメニューから「ツール」→「テキストファイルからの登録」の順に選びます。
あとは、インポートしたいテキストデータを選択すれば完了です。
単語登録のインポートは上書き保存されるのではなく、パソコン側にない登録分だけが追加されます。
すでに追加されている単語は、消えたり、重複にならないのでご安心を!
単語登録のインポート/エクスポートについてはこちらでもっと詳しく紹介しています。
まとめ
本記事ではWindows用IME「Microsoft IME」で単語登録する方法、削除する方法、訂正する方法、単語登録ショートカットを紹介しました。
特にショートカットが使えないと単語登録をするハードルが高くなるので、ぜひ使えるようにしましょう。
そして「Microsoft IME」の単語登録を使いこなしてくださいね。