アルファベットの「大文字/小文字」を別の「読み」として単語登録する方法

大文字・小文字で単語登録を分ける
ヨス

執筆者

ヨス(矢野洋介)
業務効率を改善し、タイムパフォーマンスを高める時間最適化の専門家。「単語登録」の便利さを伝える「単語登録エバンジェリスト」。著書は『効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術』(KADOKAWA)、『読まれる・稼げる ブログ術大全』(日本実業出版社)。Yahoo!ニュースTech Team Journalでも執筆中、Schoo(スクー)講師

パソコンでローマ字入力をするとき、Shiftキーを押しながらアルファベットキーを押すと大文字になります。

この大文字のアルファベットは、小文字のアルファベットとは違う文字として単語登録できるのです。

本記事では、アルファベットの大文字と小文字を区別して単語登録する方法を紹介します(参考:単語登録のやり方)。

大文字・小文字は別の文字として認識されている

意外と知られていませんが、単語登録では大文字と小文字が「別の文字」として認識されています

つまり、次の2つの登録を分けられるというわけです。

単語読み
 ▼  ▼  ▼D
大文字・小文字で別の単語を登録する例

言葉の「裏面」という考え方で、上の例のように裏面の意味を持つ単語は「大文字アルファベット」に割り当ててもいいですね。

アルファベット1文字に単語登録する方法子音だけを取り出して「読み」に使う方法もあわせてご覧ください!

どういうときに便利なの?

この大文字と小文字アルファベットに別の単語を登録する方法には弱点があります。

それは、大文字アルファベットは入力が面倒だということ。

いちいちShiftキーを押す必要がありますからね。

そのため「仕事のジャンルで分ける」といった、棲み分けがないかぎりあまり使えません。

Excelでやる仕事のときは常に大文字アルファベットに切り替えておき、Excelで使う用の単語登録は大文字アルファベットにするといった感じです。

ただ、2つの登録を覚える必要があるため、混乱する可能性も高いのが難点ですね。

アルファベットの大文字・小文字の切り替え方

そもそもですが、アルファベットの大文字・小文字の切り替え方はどうやるのでしょうか?

2つの方法があるので、まとめておきましょう。

1文字を入力するときだけ切り替える場合

1文字だけ大文字・小文字に切り替えるときはShiftキーを押しながらアルファベットキーを押すだけです。

このやり方はWindowsでもMacでも同じですよ。

ずっと切り替えたままにする場合

ずっと「大文字」に切り替えたままにしたいときは、次のようにしてください。

Windowsの場合

Shiftキーを押しながらCaps Lockキーを押す

Macの場合

Capsキーを押す

小文字に戻したいときは、上と同じことをもう一度やれば解除できます。

まとめ

本記事で紹介している大文字・小文字で単語登録を分ける方法ですが、人によっては使いにくいと思います。

Shiftキーを押すことをめんどうだと感じない場合は、ぜひやってみてください。

個人的には、セミコロンを利用する方法のほうが簡単なのでオススメしています。

著書の紹介

わたしは自他共に認める「効率化オタク」です。

そのわたしが、KADOKAWAさんから『効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術』という書籍を出版しました(おかげさまで重版もされました)。

この記事を気に入ってくれたなら、きっと満足していただけるはず。

単語登録の魅力を広めよう!
ABOUT US
ヨス
データ入力のアルバイトをしていた20代のころ、頭を使わなくてもよい「単純作業」をいかに頭を使って効率化するかに情熱を燃やす。この経験から、自分が効率化に異常な関心があることに気づく。著書は『効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術』(KADOKAWA)と『読まれる・稼げる ブログ術大全』(日本実業出版社)。