短い「読み」で単語登録しよう

短い「読み」で単語登録しよう
ヨス

執筆者

ヨス(矢野洋介)
業務効率を改善し、タイムパフォーマンスを高める時間最適化の専門家。「単語登録」の便利さを伝える「単語登録エバンジェリスト」。著書は『効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術』(KADOKAWA)、『読まれる・稼げる ブログ術大全』(日本実業出版社)。Yahoo!ニュースTech Team Journalでも執筆中、Schoo(スクー)講師

単語登録の「読み」を決めるときの基本といえばなんでしょうか?

それは、できるだけ短い「読み」で登録することです。

本記事では、短い「読み」で登録するという単語登録の基本を紹介します。

「長い単語」を毎回入力していませんか?

たとえば、「ゴールデン・レトリバー」という種類の犬がいます。

もし、ペットショップなどを運営していて、ときどきこの単語を使うとしましょう。

そのたびに、いちいちごーるでん・れとりばー……と入力していませんか?

こんなに長い単語は、毎回入力するよりも単語登録で「短い読み」に単語登録するべきです。

ポイントは短い「読み」で単語登録すること

では、どんな「読み」で単語登録するといいのでしょうか?

ポイントは、
短い「読み」で単語登録することです。

たとえば、ごーるでんだけで入力するとどうでしょう?

単語登録例

  • ゴールデン・レトリバー
  • ごーるでん

・れとりばーと入力しなくていいぶん、キーに触る回数が減少しました。

さらに「読み」を短くすると?

キーに触れる回数を減らすと、入力が速くなる。

では、もっと「読み」を短くしてに単語登録すればどうなるのでしょうか?

これは一見いいアイデアに見えますが、業務効率が落ちてしまいます。以下の変換した画面をご覧ください。

ゴールデン・レトリバー

  1. ゴールデン・レトリバー
  2. 漢数字
  3. ひらがな
  4. [全]数字
  5. 5[半]数字
「ご」に単語登録した例

つまり「競合する変換候補」が出てきてしまい「選ぶ」という作業が発生してしまうのです。

詳しくは「競合する変換候補」をなくする方法をご覧ください。

そこでオススメは、次のアニメーション画像のようにgrに単語登録する方法です。

「ゴールデン・レトリバー」を「gr」に単語登録する例
「ゴールデン・レトリバー」を「gr」に単語登録する例

実はもっとも短い「読み」はですが、なにも考えずにに登録するのではなく、その単語の使用頻度と照らし合わせましょう。

毎日何度も「ゴールデン・レトリバー」と入力するのであればに単語登録すると最速です(参考: アルファベット1文字に単語登録する方法)。

でも、そこまでの頻度ではない場合はに登録するのはもったいないかもしれません。

にはもっと頻度の高い単語を登録したほうが効率的かも!

まとめ

本記事で紹介した「短い読みで単語登録する」という方法は基本中の基本です。

ただし「読み」が短ければいいのではなく、変換候補や使用頻度との兼ね合いで「読み」を決めましょう

単語登録の魅力を広めよう!
ABOUT US
ヨス
データ入力のアルバイトをしていた20代のころ、頭を使わなくてもよい「単純作業」をいかに頭を使って効率化するかに情熱を燃やす。この経験から、自分が効率化に異常な関心があることに気づく。著書は『効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術』(KADOKAWA)と『読まれる・稼げる ブログ術大全』(日本実業出版社)。