文章を書くとき、「●」「■」「→」「♪」のような記号を辞書登録をしておくと非常に便利です。
これらをスマホで辞書登録をするときには「スマホならではのコツ」があります。
本記事では、スマホで記号を辞書登録するときにはゲームコントローラーの十字キーに見立てるということについて解説します。
このページの目次
スマホのキーボードを「十字キーに見立てる」とは？
さっそくですが、スマホのキーボードを「ゲームコントローラーの十字キー」に見立てるとはどういう意味でしょうか？
「十字キーに見立てる」とは？
次のスマホのキーボード（フリック入力用）の図にある「黄色く塗っているところ」をご覧ください。
| ☆123 | あ | か | さ | |
| ABC | た | な | は | 空白 |
| あいう | ま | や | ら | 改行 |
| ^_^ | わ | 、。?！ |
「十字キー」がなを中心としてあるように見えませんか？
「十字キー」とはゲームのキャラクターを上下左右に動かすキーのことですね！
たとえばなを中心に十字キーを左に動かすように左にフリックさせるとにが入力できますよね？
| ☆123 | あ | か | さ | |
| ABC | は | 空白 | ||
| あいう | ま | や | ら | 改行 |
| ^_^ | わ | 、。?！ |
そのため、「←（左矢印）」はにに辞書登録するのです。
辞書登録例
- ←
- に
同じ要領で、「↑（上矢印）」は、ぬに登録します。
さらに発展させ「絵を描くための紙」をイメージ
十字キーをさらに発展させ、キーボードを「絵を描くための紙」に見立ててみましょう。
| ☆123 | あ | か | さ | |
| ABC | た | な | は | 空白 |
| あいう | ま | や | ら | 改行 |
| ^_^ | わ | 、。?！ |
上の図の黄色い部分に「絵を描くイメージ」です。
たとえば、ここに「：（コロン）」を描いてみるとどうなりますか？
次の図の「黄色い部分」のようになりそうですよね。
| ☆123 | あ | か | さ | |
| ABC | た | な | は | 空白 |
| あいう | ま | や | ら | 改行 |
| ^_^ | わ | 、。?！ |
そのため、「：」を辞書登録するなら、かやで登録すると視覚的に覚えやすいのです。
記号の「形」を描くイメージで登録しよう
同様に「＋」なら、キーボードに「＋」と描くようにてこで登録するのはいかがでしょうか？
単語登録例
- ＋
- てこ
「て」の動き
横一直線に「横棒」を描くイメージなので、てになります。
| ☆123 | あ | か | さ | |
| ABC | は | 空白 | ||
| あいう | ま | や | ら | 改行 |
| ^_^ | わ | 、。?！ |
「こ」の動き
続いて、縦一直線に「縦棒」を描くイメージなのでこになります。
| ☆123 | あ | さ | ||
| ABC | た | は | 空白 | |
| あいう | ま | や | ら | 改行 |
| ^_^ | わ | 、。?！ |
登録した「文字」を覚えるのではなく、「形」を覚えるため忘れにくいのです！
「ナナメ」は「点」をイメージ
キーボードは「ナナメ方向」へのフリックができません。
では「 /（スラッシュ）」のような記号はどういうふうに登録すればいいのでしょうか？
この場合は、その記号の形を「点」で描くようなイメージをしましょう。
| ☆123 | あ | か | さ | |
| ABC | た | な | は | 空白 |
| あいう | ま | や | ら | 改行 |
| ^_^ | わ | 、。?！ |
上図のイメージでさまに「スラッシュ」を登録します。
単語登録例
- /
- さま
「スラッシュ」の開始点「さ」
スラッシュを書くときは、右上から左下に向かって線を引きますよね？
そのため、スラッシュの開始点の位置として使うのはさです。
| ☆123 | あ | か | さ | |
| ABC | た | な | は | 空白 |
| あいう | ま | や | ら | 改行 |
| ^_^ | わ | 、。?！ |
「スラッシュ」の終了点「ま」
スラッシュの終了点は左下にあるまの位置です。
そのため、さまで登録します。
| ☆123 | あ | か | さ | |
| ABC | た | な | は | 空白 |
| あいう | ま | や | ら | 改行 |
| ^_^ | わ | 、。?！ |
さなまではなく、さまにしているのは、文字数を少なくしてラクに入力するためです。
スラッシュを左下から右上に向かって書く人の場合は、まさに辞書登録してもいいですね！
フリック入力で「記号」を辞書登録する例
では、フリック入力で記号を辞書登録する例をいくつか紹介しましょう（参考：単語登録のやり方）。
「矢印」の辞書登録例
まずオススメするのは「矢印」の辞書登録です。
| 単語 | 読み | 理由 |
|---|---|---|
| ← | に | キーボードを十字キーに見立てる |
| → | ね | |
| ↓ | の | |
| ↑ | ぬ | |
| ▼ ▼ ▼ | とのほ | キーボードを「絵を描くための紙」に見立てる |
| ▲ ▲ ▲ | つぬふ |
「数学記号」の辞書登録例
「＋」「×」「＝」のような数学記号もぜひ、辞書登録しておきましょう。
すぐに入力できるとラクですから。
| 単語 | 読み | 理由 |
|---|---|---|
| ＋ | てこ | キーボードを「絵を描くための紙」に見立てる |
| − | て | |
| × | あらさま | |
| ÷ | てかや | |
| ＝ | えめ | |
| % | あさまら |
「そのほかの記号」の辞書登録例
| 単語 | 読み | 理由 |
|---|---|---|
| : | かや | キーボードを「絵を描くための紙」に見立てる |
| ; | ||
| / | さま | |
| < | かたや | |
| > | かはや | |
| ・ | な | |
| " | おこ | |
| _ （アンダースコア） | め | |
| ^ | たかは | |
| …… | たなは | |
| # | えめおそ | |
| ＊ | あらさまかや |
まとめ
今回紹介した方法で「記号」をスマホで簡単に入力できるようになるとかなり便利になります。
スマホでは、記号を入力するためにはキーボードを切り替える必要がありますからね。
ぜひ、スマホでも記号を活用して、わかりやすい文章を入力できるようにしましょう！
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