ふつうは言葉の頭にこない文字をくっつけて単語登録する方法

ふつうは言葉のはじめに使わない文字

単語登録(辞書登録)をするときのポイントは、短い「読み」で長い言葉を登録することです。

そして、もう1つ重要なのが「競合する変換候補」を作らないこと。

本記事ではスマホの辞書登録や、パソコンの単語登録で使える、ふつうは頭にこない文字をくっつけて単語登録する方法について紹介します。

ふつうは頭にこない文字をくっつけて単語登録する方法

ふつうは頭にこない文字をくっつけて単語登録するというのはどういう意味でしょうか?

その「ふつうは頭にこない文字」を代表するのが「」です。

「ん」からはじまる言葉があると「しりとり」が成立しません(笑)。

その「ん」を頭に付けて辞書登録した例を見てください。

辞書登録例

  • ━━━━━━━━━
  • んら

「━━━━━━━━━(区切り線)」をに登録しています(参考: 区切り線の単語登録)。

「ん」は、日本語では絶対に言葉の頭にくっつきませんよね?

その頭にくっつくはずのない「ん」をあえて使うのがこの方法です。

通常の辞書登録との比較

なぜ意味不明な「んら」という言葉に辞書登録をしているのでしょうか?

わかりやすくするために、ほかの登録例と比較してみましょう。

たとえば、次の例のように「━━━━━━━━━(区切り線)」を(線)に辞書登録してもいい気がしますが……?

辞書登録例

  • ━━━━━━━━━
  • せん

よさそうに見えるこの登録方法ですが、実は「せん」と読む別の漢字を入力しようとしたときに次のような問題が発生します。

  • ━━━━━━━━━
☆123 
ABC空白
あいう 改行
^_^ 、。?!
「千」と入力した例

「千」と入力したくてせんと入力した瞬間、キーボードの真上に漢字変換の候補がいくつか出てきますよね?

その中から「千」を選びたいのですが、1ページ目に現れていない!

なぜかというと、先ほど自分で登録した「━━━━━━━━━」がジャマをするからです。

入力したい漢字である「千」がパッと現れず、ラクするために登録したはずの「区切り線」が場所を占領してしまうのです。

入力したい単語がパッと出てくれないと時間のロスになります!

競合する変換候補の問題についてはこちらで詳しく紹介しています。

「んら」に辞書登録すると変換候補が競合しない

では、に区切り線を登録した場合はどうでしょうか?

「んら」という「読み」をする日本語が存在しないため、競合する単語がありません。

そのため、と入力してすぐに━━━━━━━━━を選択できます。

  • ━━━━━━━━━
  • んら
  • ンラ
☆123 
ABC空白
あいう改行
^_^、。?!
「んら」で登録した例

もちろん、区切り線を入力するとき以外にと入力することはないため、登録した文字がほかの言葉を入力するときにジャマをすることもありません

言葉の頭にくっつける文字の種類

スマホの場合、言葉の頭にくっつける文字の種類は「ん」だけではありません

「ん」と、あと2つの文字が辞書登録で活用できます。

頭にくっつける文字の種類

  • ー(長音=伸ばし棒)

「っ」「ゃ」のような小文字も使えるといえば使えますが、オススメしません。

入力するたびに小文字を押し、手間がかかるので……。

言葉の頭に文字をくっつける辞書登録のコツ

では最後に、言葉の頭に文字をくっつける辞書登録のコツを紹介します。

頻繁に使う言葉を登録する

まず、辞書登録の基本である「頻繁に使う言葉を登録する」というコツです。

後述していますが、「ん」は言葉の「裏面」、「を」はカッコに入った文字……のようなルールを作っていれば効率的です。

ちなみに、先述した「━━━━━━━━━(区切り線)」は、非常によく使います。

長い言葉を登録する

「長い言葉」を辞書登録するときに、頭に「ん」などをくっつけて登録するのもコツの1つです。

特にスマホの場合、変換候補が出てくる欄が小さいという弱点があります。

たとえば、次のようなハッシュタグをという「読み」で登録するとどうでしょうか?

長すぎる文字の例

#bento #obento #弁当 #お弁当 #お弁当記録 #おべんとう日記 #毎日お弁当日記 #お弁当ダイアリー #おべんたグラム #オベンタグラム #お弁当日記 #パパ弁 #パパ弁当 #弁当男子 #弁当パパ #パパが作るお弁当 #お昼ご飯 #中学生弁当 #女子中学生弁当 #高校生弁当 #女子高生弁当 #jc弁当 #jk弁当

こんなふうになります。

  • #bento #obento #弁当 #お弁当
☆123 
ABC空白
あいう改行
^_^、。?!
ハッシュタグを登録した例

完全に、変換候補欄を占領してしまい、ふつうに「お弁当」と入力したいときにジャマをしてしまいますよね?

ところが、のような、ほかに変換候補のない「読み」に登録していれば変換候補欄が占領されてもいいのです。

と入力するということは、イコールで「お弁当」のハッシュタグというふうになりますから!

数字やアルファベットが混ざっている言葉を登録する

スマホでの入力でネックになるのが、数字やアルファベットが入れ混じっている言葉です。

たとえば「【1】」のような数字+カッコの言葉を入力するためには、次のような手順が必要になります。

【1】の入力手順

  1. 「ひらがな入力」で「【 」を入力
  2. 「数字入力」で「 1 」を入力
  3. 「ひらがな入力」で「 】」を入力

☆123などをタップして、キーボードの切り替えをいちいちしなくてはならないのです。

たとえば「【1】」をで入力できるように登録すると、キーボードを変更せずに入力できます。

辞書登録例

  • 【1】
  • をあ

これはかなりオススメですよ!

カッコに入った文字・数字の単語登録例はこちらに詳しくあります。

【単語登録の実例】カッコに入った文字・数字

くっつける文字によってルールを変える

くっつける文字は「ん」以外に「を」や「ー」もあると書きましたが、それぞれにルールを決めるのがコツです。

たとえば次のようなルールはどうでしょうか?

くっつける文字によるルール例

  1. 「ん」は「言葉の裏面」に使う
  2. 「を」は「カッコに入った文字・数字」に使う
  3. 「ー」は「アルファベット」に使う

あくまで一例ですが、参考になると思うので1つ1つ紹介しますね。

「ん」は「言葉の裏面」に使う

「ん」は「言葉の裏面」を辞書登録するときに使うというルールはオススメです。

たとえば、「住所」という言葉の「裏面」は「東京都単語区登録町1-2(※ 自分の住所)」という考え方です。

次のように、がついたら「裏面」である「自分の住所」が入力できると便利ですよ。

辞書登録例

  • 東京都単語区登録町1-2
  • んじ

上の例にある「読み」の「じ」は「住所(じゅうしょ)」の頭文字である「じ」です。

「言葉の裏面」という考え方についても知ると単語登録の幅が広がります!

言葉の「裏面」という考え方

「を」は「カッコに入った文字・数字」に使う

わたしは「を」を「カッコに入った文字・数字」の辞書登録に使っています。

たとえば「【 重要 】」や「【 1 】」という表記です。

「【 重要 】」ならをじゅうようなどで登録すると変換候補も重なりません。

辞書登録例

  • 【 重要 】
  • をじゅうよう

スマホの辞書登録で「を」を活用する方法もご参考に!

スマホの辞書登録で「を」を活用する方法

「ー」は「アルファベット」に使う

「ー(長音)」はアルファベットの単語を辞書登録するときに使うというルールはどうでしょうか?

たとえば、次のような登録です。

辞書登録例

  • OK
  • ーお

スマホのフリック入力で、日本語入力をしているときにアルファベットを入力しにくいです。

そこで、日本語で使われる「OK」「NG」「Happy」のような英単語を+日本語で登録する方法ですよ。

まとめ

今回紹介した「ふつうは言葉の頭にこない文字をくっつけて単語登録する方法」ですが、スマホのフリック入力で大活躍します。

スマホだけでなく、パソコンの単語登録でも使えるので、ぜひ活用してみてくださいね。