単語登録の「読み」を決めるときの基本といえばなんでしょうか?
それは、できるだけ短い「読み」で登録することです。
本記事では、短い「読み」で登録するという単語登録の基本を紹介します(参考:単語登録のやり方)。
「長い単語」を毎回入力していませんか?
たとえば、「ゴールデン・レトリバー」という種類の犬がいます。
もし、ペットショップなどを運営していて、ときどきこの単語を使うとしましょう。
そのたびに、いちいちごーるでん・れとりばー……と入力していませんか?
なんとGO-RUDEN・RETORIBA-の18回もキーを打っています。
こんなに長い単語は、毎回入力するよりも単語登録で「短い読み」に単語登録するべきです。
ポイントは短い「読み」で単語登録すること
では、どんな「読み」で単語登録するといいのでしょうか?
ポイントは、
短い「読み」で単語登録することです。
たとえば、ごーるでんだけで入力するとどうでしょう?
単語登録例
- ゴールデン・レトリバー
- ごーるでん
・れとりばーと入力しなくていいぶん、キーに触る回数が減少しました。
GO-RUDENになり、打鍵数が18回から8回に減ったので、なんと労力が55.5%も削減です!
さらに「読み」を短くすると?
キーに触れる回数を減らすと、入力が速くなる。
では、もっと「読み」を短くしてごに単語登録すればどうなるのでしょうか?
これは一見いいアイデアに見えますが、業務効率が落ちてしまいます。以下の変換した画面をご覧ください。
つまり「競合する変換候補」が出てきてしまい「選ぶ」という作業が発生してしまうのです。
そこでオススメは、次のアニメーション画像のようにgrに単語登録する方法。
日本語にgrという読みの言葉はなく、変換候補がかぶらないため、なにも考えずにEnterキーを押せるのです。だから入力が速い!
これで打鍵数が18回から2回にまで減り、なんと88.8%も労力が削減されます。
【参考】「1文字登録」もできるが使用頻度と照らし合わす
実はもっとも短い「読み」はgですが、なにも考えずにgに登録するのではなく、その単語の使用頻度と照らし合わせましょう。
毎日何度も「ゴールデン・レトリバー」と入力するのであればgに単語登録すると最速です(参考: アルファベット1文字に単語登録する方法)。
でも、そこまでの頻度ではない場合はgに登録するのはもったいないです。
gにはもっと頻度の高い単語を登録したほうが効率的かも!
わたしの場合は頻繁に入力する「月」を登録しています。
まとめ
本記事で紹介した「短い読みで単語登録する」という方法は基本中の基本です。
ただし「読み」が短ければいいのではなく、変換候補や使用頻度との兼ね合いで「読み」を決めましょう。