入力しにくい文字を単語登録しよう

入力しにくい文字を単語登録
ヨス

執筆者

ヨス(矢野洋介)
業務効率を改善し、タイムパフォーマンスを高める時間最適化の専門家。「単語登録」の便利さを伝える「単語登録エバンジェリスト」。著書は『効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術』(KADOKAWA)、『読まれる・稼げる ブログ術大全』(日本実業出版社)。Yahoo!ニュースTech Team Journalでも執筆中、Schoo(スクー)講師

文章を書いているとき「!」や「かっこ」などを使うシチュエーションがよくありますよね。

でも、入力がめんどうだと思ったことはありませんか?

本記事ではよく使うのに入力しにくい文字単語登録について紹介します。

キーボードで入力しにくい文字とは?

パソコンのキーボードには、よく使うにもかかわらず入力しにくい文字があります。

それは「カッコ」や「!(感嘆符)」「?(疑問符)」などの記号です。

使用頻度が高いわりには入力しにくいですよね……。

これらの記号がなぜ入力しにくいのかというと、2つのパターンに分けられます。

入力するときに「Shift キー」が必要な記号

まず、入力がめんどうなのはShiftキーが必要な次のような記号です。

単語入力方法
Shift1
"Shift2
#Shift3
$Shift4
%Shift5
&Shift6
'Shift7
Shift8
Shift9
Shift
Shift^
Shift;
Shift:
Shift/
Shift キーといっしょに入力するのがめんどうな記号

どれも2つのキーを押すため、入力に手間がいります。

ホームポジションから離れたキーを押さなければならない文字

2つ目の入力が面倒な文字は、ホームポジションから離れたキーを押す必要がある記号です。

たとえば、次のような記号はキーが遠いですよね。

単語入力方法
¥¥
[
]
ホームポジションからキーの位置が離れている記号

さらに、キーの位置が遠いことが原因で入力ミスも起こりやすくなります。

これらを単語登録でラクに入力できるようにすれば解決しますね!

入力しにくい文字を単語登録する例

では、入力しにくい文字を単語登録で解決しましょう。

【入力しにくい文字】使用頻度が高い記号の単語登録例

どういう「読み」で登録するかは、使用頻度で考えます

使用頻度が高い記号は、次のようにアルファベット1文字で入力できるようにしましょう。

単語読み理由
「!」をひっくり返すと「j」に似ているから
「( 」と「 C 」の形が似ているから
っc
(cc)
「( 」と形の似ている「 C 」の2連打
question(クエスチョン)」の略
kagi(カギカッコ)」の略
っk
(kk)
kagi(カギカッコ)」の略を2連打
入力しにくい記号の単語登録例

アルファベット1文字で入力できるとスピーディーですが、登録できる文字数にかぎりがあります(アルファベットは26文字なので)。

だから使用頻度の高いものにしぼったわけですね!

アルファベット1文字に単語登録する方法についてはこちらもご覧ください。

アルファベット1文字に単語登録しよう

【入力しにくい文字】使用頻度が低い記号の単語登録例

先述したものと比べると使用頻度が落ちる記号は、2文字以上で登録します。

ほかの単語の「読み」とかぶらないようにした上で、3文字以内で登録するのがポイントです。

単語読み理由
#spsharp(シャープ)」の略
"dqdouble quotation(ダブルクォーテーション)」の略
$どl
(dol)
dollar(ドル)」の略
%ぺr
(per)
percent(パーセント)」の略
&あんd
(and)
and(アンド)」のスペル
'あpapostrophe(アポストロフィー)」の略
えq
(eq)
equal(イコール)」の略
krkara(から)」の略
plplus(プラス)」の略
あst
(ast)
asterisk(アスタリスク)」の略
mん
(mn)
minus(マイナス)」の略
¥いぇん
(yen)
yen(円)」のスペル
入力しにくい記号の単語登録例

使用頻度で登録の仕方を紹介しましたが、どの文字をよく使うのかは人によって違うので、各自でアレンジしてくださいね!

まとめ

本記事で紹介したように、入力しにくい記号は単語登録でスムーズに打てるようにしましょう。

スピードが上がるだけでなく、ミスする確率も減るので一石二鳥ですよ。

ほかにも「★」や「※」のようにいろいろな記号があるので、記号の単語登録例をご覧ください。

単語登録の魅力を広めよう!
ABOUT US
ヨス
データ入力のアルバイトをしていた20代のころ、頭を使わなくてもよい「単純作業」をいかに頭を使って効率化するかに情熱を燃やす。この経験から、自分が効率化に異常な関心があることに気づく。著書は『効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術』(KADOKAWA)と『読まれる・稼げる ブログ術大全』(日本実業出版社)。