「ATOK」で単語登録・削除・訂正をする方法

ATOKの単語登録の手順
ヨス

執筆者

ヨス(矢野洋介)
業務効率を改善し、タイムパフォーマンスを高める時間最適化の専門家。「単語登録」の便利さを伝える「単語登録エバンジェリスト」。著書は『効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術』(KADOKAWA)、『読まれる・稼げる ブログ術大全』(日本実業出版社)。Yahoo!ニュースTech Team Journalでも執筆中、Schoo(スクー)講師

本記事では、WindowsとMac用のIME「ATOK」で単語登録をする方法を紹介します。

削除する方法訂正する方法単語登録のショートカットも紹介していますよ。

スマホ版ATOKでの単語登録のやり方はこちらで解説しています。

「ATOK」で単語登録をする方法

「ATOK」で単語登録する手順はこちらになります。

「単語登録」を開く

まずは「単語登録」のウィンドウを開きます。

WindowsとMacではやり方が違うので、それぞれ紹介しますね。

Windowsの場合

文字を入力するときに、変換キーを押すと、パレットが出てきます。

そのパレットの右端にある「メニュー」のアイコンをクリックし「単語登録…」を選択しましょう。

パレットを出し「単語登録...」を選択
パレットを出し「単語登録…」を選択

Macの場合

画面上部にあるメニューバーからIME(文字入力プログラム)のアイコンをクリックし、「単語登録…」を選択しましょう。

「単語登録...」を選択
「単語登録…」を選択

IMEのアイコンが「あ(全角)」になっているときでも「 A(半角)」になっているときでも問題ありません。

単語を登録する

出てきたウィンドウで単語登録をします。

単語を登録する
単語を登録する

「登録」を押す

最後に「登録」のボタンを押すのを忘れないように!

「登録」を押す
「登録」を押す

ほかのIMEとは違い、ATOKでは「登録」を押してもウィンドウは閉じません。

続いて、次の単語登録をどんどん行えます。

【参考】連続登録をやめる方法

連続で単語登録をしたくない場合は、設定を変えることで、単語登録したらウィンドウが閉じるようになります。

Windowsの場合

以下の画像の矢印のところにあるアイコンをクリックすればOKです。

アイコンをクリックし「OK」を押す
アイコンをクリックし「OK」を押す

「登録」というボタンが「OK」というボタンに変わり、これをクリックするとウィンドウが閉じます。

Macの場合

Macの場合は「登録終了する」にチェックを入れればOK。

「登録終了する」にチェックを入れる
「登録終了する」にチェックを入れる

「ATOK」で動詞の単語登録をする方法

「ATOK」で動詞のように活用する単語を登録する手順はこちらになります。

「単語登録」を開く

「単語登録」のウィンドウを開きます。

WindowsとMacではやり方が違うので、それぞれ紹介しますね。

Windowsの場合

文字を入力するときに、変換キーを押すと、パレットが出てきます。

そのパレットの右端にある「メニュー」のアイコンをクリックし「単語登録…」を選択しましょう。

パレットを出し「単語登録...」を選択
パレットを出し「単語登録…」を選択

Macの場合

画面上部にあるメニューバーからIME(文字入力プログラム)のアイコンをクリックし、「単語登録…」を選択しましょう。

「単語登録...」を選択
「単語登録…」を選択

単語を登録する

出てきたウィンドウで単語登録をします。

このときに「語幹(活用しても変わらない部分)」のみを登録しましょう。

語幹のみを登録する
語幹のみを登録する

たとえば「タピる」なら「タピ」だけを登録するようにします。

動詞の種類を選ぶ

登録した単語の下に「品詞」という項目があります。

ここで、動詞の種類を選択します。

動詞の種類を選択
動詞の種類を選択

「タピる」なら「ラ行五段」を選択しましょう。

新しく作られる動詞は「五段活用のラ行」であることがほとんどですよ。

「登録」を押す

最後に「登録」のボタンを押すのを忘れないように!

「OK」を押す
「登録」を押す

「ATOK」で登録した単語を削除する方法

「ATOK」で単語登録した単語を削除する手順はこちらになります。

「辞書ユーティリティ」を開く

まずは「辞書ユーティリティ」のウィンドウを開きます。

WindowsとMacではやり方が違うので、それぞれ紹介しますね。

Windowsの場合

文字を入力するときに、変換キーを押すと、パレットが出てきます。

そのパレットの右端にある「メニュー」のアイコンをクリックし「辞書メンテナンス辞書ユーティリティ…を選択しましょう。

マウスの右クリックをして「辞書ツール」を選択
マウスの右クリックをして「辞書ツール」を選択

Macの場合

画面上部にあるメニューバーからIME(文字入力プログラム)のアイコンをクリックし、「辞書ユーティリティ」を選択しましょう。

「辞書ユーティリティ」を選択
「辞書ユーティリティ」を選択

「単語削除」を選択

消したい単語の列を選択し、「単語削除」のアイコンをクリックします。

「単語削除」のアイコンをクリック
「単語削除」のアイコンをクリック

もしくは、マウスの右クリックから「単語削除…」を選ぶ方法もありますよ。

右クリックして「単語削除...」を選択
右クリックして「単語削除…」を選択

これで削除できました。そのままウィンドウを閉じても大丈夫です。

【オススメ】削除のショートカット

ATOKには登録した単語を削除するショートカットがあります。

この機能はほかの日本語入力プログラムには存在しないうえ、かなり便利です。

マウスの右クリックをして「プロパティ」を選択
マウスの右クリックをして「プロパティ」を選択

やりかたは、次の手順になります。

削除ショートカットの手順

  1. 単語登録した「読み」を入力
  2. Spaceキーで変換
  3. CtrlDeleteを押す(Enterキーは押さない)
  4. ウィンドウで「削除してもよろしいですか?」と聞かれるので「削除」を押す

ぜひ、ショートカットを使って削除しましょう。

「ATOK」で入力した単語を訂正する方法

「ATOK」で単語登録した単語を訂正する手順はこちらになります。

「辞書ユーティリティ」を開く

まずは「辞書ユーティリティ」のウィンドウを開きます。

WindowsとMacではやり方が違うので、それぞれ紹介しますね。

Windowsの場合

文字を入力するときに、変換キーを押すと、パレットが出てきます。

そのパレットの右端にある「メニュー」のアイコンをクリックし「辞書メンテナンス辞書ユーティリティ…を選択しましょう。

マウスの右クリックをして「辞書ツール」を選択
マウスの右クリックをして「辞書ツール」を選択

Macの場合

画面上部にあるメニューバーからIME(文字入力プログラム)のアイコンをクリックし、「辞書ユーティリティ」を選択しましょう。

「辞書ユーティリティ」を選択
「辞書ユーティリティ」を選択

ダブルクリックする

訂正したい単語の列の上でダブルクリックします。

列の上でダブルクリックをする
列の上でダブルクリックをする

ダブルクリックをすると、登録したときのようなウィンドウが出てくるのでそちらで直してくださいね。

消したい単語の列を選択し「単語修正」のアイコンをクリックしてもOK。

「単語修正」のアイコンをクリック
「単語修正」のアイコンをクリック

もしくは、マウスの右クリックから「単語修正…」を選ぶ方法もありますよ。

マウスの右クリックから「単語修正...」を選ぶ
マウスの右クリックから「単語修正…」を選ぶ

「ATOK」で単語登録をするショートカット

「ATOK」には最初から単語登録のショートカットがあります。

WindowsCtrlF7
MacCtrlShiftE
単語登録のショートカット

半角入力になっているときには、ショートカットの単語登録が使えないのでご注意くださいね。

まとめ

本記事ではWindows/Mac用IME「ATOK」で単語登録する方法、削除する方法、訂正する方法、単語登録ショートカットを紹介しました。

特にショートカットは覚えておかないと単語登録をするハードルが高くなります。

ぜひ「ATOK」の単語登録を使いこなしてくださいね。

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そのわたしが、KADOKAWAさんから『効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術』という書籍を出版しました(おかげさまで重版もされました)。

この記事を気に入ってくれたなら、きっと満足していただけるはず。

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ABOUT US
ヨス
データ入力のアルバイトをしていた20代のころ、頭を使わなくてもよい「単純作業」をいかに頭を使って効率化するかに情熱を燃やす。この経験から、自分が効率化に異常な関心があることに気づく。著書は『効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術』(KADOKAWA)と『読まれる・稼げる ブログ術大全』(日本実業出版社)。