キーボードを見渡してみたとき、あまり使わないキーがあることにお気づきでしょうか?
たとえば、日本語の「あかさたな」には「LA行」や「VA行」は存在しないため、LやVは使いません。
本記事では、そんな使わないキーを単語登録で活用する方法について紹介します(参考:単語登録のやり方)。
キーボードには使われないキーがある
パソコンのキーボードには、押しやすい位置にあるにもかかわらず、あまり使われないキーがあります。
結論から言うとQL;XVの5種類のキーです(人によってはFも使わないかも)。
これらに個人的に「もったいないランキング」をつけると以下の順位になります。
もったいないキーランキング
- ;…… 右手ホームポジションにあるのにほぼ使わない
- L…… 右手ホームポジションにあるのにあまり使わない
- V…… 左の人差し指で押しやすいのにほぼ使わない
- X…… 左の薬指で押しやすいのにほぼ使わない
- Q…… 左の小指で押しやすいのにほぼ使わない
もったいないランキングで1位を獲得したのは;キーになりました。
なぜなら、常に「ホームポジション」で小指を待機しているにもかかわらず、日本語を入力するときにはほぼ使われないからです。
使わないキーが押しやすい位置にあるのはもったいない!
あまり使われないキーが押しやすい位置にあるなんて、もったいないと思いませんか?
わたしはすごく思います!
そこでこれらのキーに、もっと役割を与えましょう。
わたしのやっている2つの方法を紹介します。
押しやすい「;」をフル活用
わたしの場合;キーに「言葉の裏面」という意味を与え、フル活用しています。
たとえば「住所」と、自分の住所である「東京都単語区登録町1-2」の入力を分けるときなどに使っています。
単語 | 読み |
---|---|
住所 | じゅうしょ |
東京都単語区登録町1-2 | じゅうしょ; |
詳しくは言葉の裏面についてをご覧ください。
使わないキーに「よく使う記号」を単語登録する
もう1つのオススメの使いみちは、頻繁に使う記号を入力できるように登録する方法です。
わたしが登録しているものを例として紹介しますね。
「l」に「区切り線」を単語登録
Lには区切り線を登録しています。英語で「線」は「line」だからです。
単語登録例
- ━━━━━━━━━━
- l
区切り線の単語登録についてはこちらをどうぞ。
「x」に「◆」を単語登録
「x」は数学でいうと、未知の数字という意味です。
たとえば「x + 5 = 7」のように。
そのため、わたしは文章を入力するときに「あとで書き換える部分」の印として使っている「◆」をXに単語登録しています。
単語登録例
- ◆
- x
詳しくは「◆」をあとで書き換える場所の印として「x」に単語登録している理由をご覧ください。
「q」に「?(疑問符)」を単語登録
そしてQには「?(疑問符)」を単語登録しています。
単語登録例
- ?
- q
そのほかにもFには「→」をJには「!」などを登録しています。
アルファベット1文字に単語登録する方法も必見です。