「読み」に数字を追加して単語登録する方法

数字を単語登録に利用する方法
ヨス

執筆者

ヨス(矢野洋介)
業務効率を改善し、タイムパフォーマンスを高める時間最適化の専門家。「単語登録」の便利さを伝える「単語登録エバンジェリスト」。著書は『効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術』(KADOKAWA)、『読まれる・稼げる ブログ術大全』(日本実業出版社)。Yahoo!ニュースTech Team Journalでも執筆中、Schoo(スクー)講師

単語登録の「読み」に数字を使えることを知っていますか?

たとえばめあど2のような「読み」で単語登録できるのです。

本記事では数字を「読み」に追加して単語登録する方法を紹介します。

単語登録の「読み」に数字を使える

あまり知られていないのですが、単語登録の「読み」には数字を使えます。

たとえば、次のような登録ができるのです。

単語登録例

  • キリスト教の伝来(フランシスコ・ザビエル)
  • 1549

この例は歴史の年表を覚えるときの答え合わせ用にしか使えませんが、こういう登録もできてしまいます。

数字を「読み」に追加する例

わたしは、数字を「読み」に使う例として次のような登録をしています。

「メイン」「サブ」という意味合いの言葉

メインで使っているもの、サブで使っているものを分けて登録するときにをつける方法があります。

単語読み理由
info@example.com
(メインのアドレス)
めあど1「メインで使っている」という意味合いで「 1 」を追加
kaisha@example.com
(サブのアドレス)
めあど2「サブで使っている」という意味合いで「 2 」を追加
2つのメールアドレスの使い分け例

言葉の「裏面」という考え方で、裏面を表す言葉に「 2 」を付けるというルールもいいですが、を使うほうが押しやすいのでオススメです。

詳しくはセミコロンを単語登録に活用する方法をご覧ください。

単語登録にはセミコロンを活用しよう

漢字の旧字体

漢字の旧字体には、数字を使った単語登録をしています。

たとえば、次のような例です。

単語登録例

  • wd2

なぜこのように登録しているのかというと「廣」という漢字を一発で入力したいから。

まず前提として、「廣」は「広」の旧字体です。

そして「広」という漢字はwdで単語登録しています。

「広い」は英語で「wide」だからです(参考: 子音だけを取り出して「読み」に使う方法)。

そのうえで、旧字体にはをつけて登録するというルールにしてwd2に「廣」を登録しているのです。

詳しくは旧字体を単語登録する例をご覧ください。

旧字体の単語登録例

「評価」の星印

星印で評価をする表記があります(下記参照)。

「星印評価」の例

【見栄え】 ★★★★☆

【味】 ★★☆☆☆

【独創性】 ★★★★★

このような星印評価を、数字を使って単語登録すると便利です。

単語 読み
★☆☆☆☆ hs1
★★☆☆☆ hs2
★★★☆☆ hs3
★★★★☆ hs4
★★★★★ hs5
「評価」の星印の単語登録例

hsを使っているのは、「hoshi(星)」の略だからです。

「読み」に数字を追加して単語登録する方法の弱点

今回紹介している、「読み」に数字を追加して登録する方法ですが、大きな弱点があります。

そのため、そこまでオススメする方法ではない理由を2つ紹介しますね。

テンキーから数字を入力する人は使えない

そもそもですが、数字をキーボードの最上列から入力できますか?

もし、数字を入力できない人の場合は実用的ではありません。

テンキーは遠いですからね……。

そもそも数字キーは押しにくい

もし、キーボードの最上列から数字を入力できたとしてもオススメできない理由があります。

数字キー自体が入力しにくいことです。

数字キーは離れたところにある
数字キーは離れたところにある

先述したように「セミコロンキーを使う単語登録」のほうがオススメです。

まとめ

本記事では数字を単語登録に活用する方法を紹介しました。

紹介はしましたが、そもそも数字キーが押しにくい位置にあるため、そこまでオススメできる方法ではありません。

もし、数字を加えたほうが覚えやすいという場合はぜひ活用してみてくださいね。

数字といえば、「カッコに入った文字・数字」を登録する方法もオススメです。

【単語登録の実例】カッコに入った文字・数字
単語登録の魅力を広めよう!
ABOUT US
ヨス
データ入力のアルバイトをしていた20代のころ、頭を使わなくてもよい「単純作業」をいかに頭を使って効率化するかに情熱を燃やす。この経験から、自分が効率化に異常な関心があることに気づく。著書は『効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術』(KADOKAWA)と『読まれる・稼げる ブログ術大全』(日本実業出版社)。