わたしが単語登録をいろいろな人に勧めていると、次のように言われることがあります。
「なにに登録したか忘れてしまうんです」
結論から言うと、登録した「読み」を忘れても問題ありません。すぐさま違う「読み」で単語登録してしまいましょう。
このページの目次
「単語登録」したものを忘れてしまう理由
まずは、単語登録したものを忘れてしまう原因を分析してみます(参考:単語登録のやり方)。
登録したものを忘れてしまう原因
ルールを決めてないから
登録したものを忘れてしまう1つ目の理由は、ルールをきちんと決めていないことです。
わたしの場合、ハッシュタグは「h」をつけて登録する、絵文字は「p」をつけて登録する……のように明確に決めています。
単語登録は個人的なものです。自分だけにわかるルールでいいので必ず決めましょう。
そのときの思考回路がヘンだったから
登録したものを忘れてしまう2つ目の理由は、そのときの思考回路がヘンだったこと。
たとえば通常の思考なら「お疲れさまです」をおつに登録するはずなのに、おさで登録してしまったとか。
登録ミスをしていたから
登録したものを忘れてしまう3つ目の理由は、登録ミスをしていたこと。
よくあるのが、アルファベットの「 n 」で終わる言葉のときです。
たとえば、わたしはNで変換すると年が出るようにしていますが、んに登録していますよ。
単語登録例
- 年
- ん
語尾が「n」で終わる「読み」は「ん」で登録するというルールがあるので覚えておいてくださいね。
そもそも登録していなかったから
登録したものを忘れてしまう4つ目の理由は、そもそも登録していなかったというものです。
たとえば「登録したのは会社のパソコンだった」という経験がわたしにもあります。
登録したはずなのに出てこないときの対処方法
では、単語登録したはずなのに登録した言葉が出てこないときはどうすればいいのでしょうか?
対処方法は簡単です。
もう一度、単語登録し直せばいいのです。
業務効率化のために単語登録を活用しているのに「なにに登録したっけ?」と思い出すことに時間を使っていたのでは本末転倒です。
すぐに単語登録し直せばOK。たとえば次のように、複数の読みで登録していたとしましょう。
単語登録例
- 東京スカイツリー
- とうすか
単語登録例
- 東京スカイツリー
- ts
単語登録例
- 東京スカイツリー
- st
3つの「読み」で登録していれば、思い出す確率も3倍です。
もちろん、競合する変換候補はなくするのがベストなので、ほかの「読み」とかぶった場合は削除しましょうね。
まとめ
今回は単語登録でよく聞かれる質問について解決方法を紹介しました。
単語登録は使えば使うほど便利になります。ぜひ躊躇せずに、どんどん活用しましょう!