わたしは、このサイトで何度も何度もこう言っています。
「ほかに変換候補のない言葉に単語登録しましょう」
しかしながら、この法則は絶対ではありません。
ときには「変換候補のある言葉」に単語登録するほうがいい場合があります。
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あえて「変換候補のある言葉」に単語登録するほうがいいのはどんなとき?
実は、あえて「変換候補のある言葉」に単語登録するほうがいいこともあります(参考:単語登録のやり方)。
ひとことで言うと、入力する文字を「選ぶ」ほうがいいパフォーマンスを出せる場合です。
使い慣れない言葉を相手によって使い分ける場合
まず、使い慣れない言葉を相手によって使い分ける場合です。
たとえば、新年のあいさつを取引先の人に送りたいときを想像してください。
「このあいさつ文を送ろう!」と明確に決まっていないことも多いですよね。
そんな場合は次のようにあけおめにいくつかのあいさつ例を登録しておき、選べると便利ですよね。
このように、使い慣れない言葉を相手によって使い分けるシーンでは「選べる」という状態が最適です。
ビジネスで使える単語登録の例はこちらもご参考に。
スマホで短い単語を登録する場合
そして、スマホで短い単語を登録する場合も、あえて「変換候補のある言葉」に単語登録したほうがいいです。
なぜなら、スマホでは「選ぶ」という作業があまり苦痛にならないから。
わたしは記号の「■」「□」「◆」「◇」の4つともんしに登録しています。
同じ「読み」に登録していても次のように表示されるので、選ぶのは苦痛じゃないのです。
- ■
- □
- ◆
- ◇
- んし
- ンシ
☆123 | あ | か | さ | |
ABC | た | な | は | 空白 |
あいう | ま | や | ら | 改行 |
^_^ | わ | 、。?! |
もちろん、長い単語の場合は変換候補が表示されるところを圧迫するので競合と重ならないほうがいいですが。
なお、上の例でんしに登録している理由はふつうは言葉の頭にこない文字をくっつけて単語登録する方法をご覧ください。
基本は競合しない「読み」に単語登録しよう
本記事では競合する「読み」に単語登録をする例を紹介していますが、基本は真逆です。
基本的にはほかの言葉と変換候補が競合しない「読み」に単語登録してください。
まとめ
本記事では、あえて変換候補のある「読み」に単語登録する方法を紹介しました。
特に、前述したように「使い慣れない言葉を選ぶシーン」では、いくつかの中から選ぶほうが便利ですよ。