【単語登録の実例】コード(HTML/CSS/HTML特殊文字)を登録しよう

【単語登録の実例】HTML/CSS/HTML特殊文字などの登録
ヨス

執筆者

ヨス(矢野洋介)
業務効率を改善し、タイムパフォーマンスを高める時間最適化の専門家。「単語登録」の便利さを伝える「単語登録エバンジェリスト」。著書は『効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術』(KADOKAWA)、『読まれる・稼げる ブログ術大全』(日本実業出版社)。Yahoo!ニュースTech Team Journalでも執筆中、Schoo(スクー)講師

本記事では、コードの単語登録例を紹介します。

HTMLコードCSSコード、そしてHTML特殊文字などを単語登録する例を紹介します。

「コード」を入力するのは手間がかかる

ブログを書いたり、サイト制作をするとき、HTMLCSSHTML特殊文字などを入力することがあります。

でも、日本語を入力している途中で、全角半角にするのもめんどくさいし、コード自体を打つのも手間なんですよね。

たとえば「<strong>こんな感じ</strong>」で入力したいときなど。

そこで、コード自体も単語登録してしまいましょう。

ただし、もっと長いコードを書くときはスニペットツールなどをオススメします。

【ローマ字入力】「コード」を単語登録する例

では、ローマ字入力で「コード」を単語登録する例を紹介します。

HTMLの単語登録例

まずは、HTMLの単語登録例です。

HTMLの例

ふつうにHTMLを単語登録する例から紹介します。

HTMLの単語登録例
単語 読み 理由
<h2> h2 そのまま「h2」
</h2> ・h2 「・(スラッシュと同じ位置)」+「h2」
<strong> st strong」の略
</strong> ・st 「・(スラッシュと同じ位置)」+「strong」の略
<!-- vanish(見えなくなる)」の略
<!-- っv
(vv)
vanish(見えなくなる)」の略 × 2連打
<a href="#"> あ; 「 a 」 +「セミコロン」
</a> ・あ 「・(スラッシュと同じ位置)」+「 a 」
<a href="https://tangotoroku.com/">単語登録.com</a> たんご; 「たんご(単語)」の略 +「セミコロン」
(※「単語登録ドットコム」へのリンクコードだから)

以下にわたしが決めているルールをまとめます。

開始タグ

「開始タグ」の場合は基本的には、HTMLタグと同じスペルで登録。長いスペルのものはstのように省略。

<a href="#">に登録する場合、「 a 」が母音であるためあ;に登録(参考:母音1文字に単語登録しない)。

閉じタグ

「閉じタグ」の場合「・」がスラッシュの位置と同じであるため、・stのように単語登録すると覚えやすい。

アルファベット1文字で開始タグを登録した場合はアルファベット2連打に登録。<b>であれば、閉じタグはっb(=「b」の2連打)</b>のように。

リンクタグ

リンクタグは、タグだけでなく、リンク先URLとキーワードも含めて登録しておくと便利。

読みは「キーワード+セミコロン」が覚えやすい(参考:セミコロンキーを活用する方法)。

マークダウン記法の例

マークダウン記法でHTMLを入力する場合も考え方は同じです。

マークダウン記法の単語登録例
単語 読み 理由
##  h2 「h2」なので。
(※「##」のあとには半角スペースも登録している)
 ** st 「strong タグ」なので
(※「**」の前には半角スペースも登録している)
**  ・st 「strong の閉じタグ」なので
(※「##」のあとには半角スペースも登録している)
[単語登録.com](https://tangotoroku.com/) たんご; 「たんご(単語)」の略 +「セミコロン」
(※「単語登録ドットコム」へのリンクコードだから)

CSSの単語登録例

HTMLと同じく、CSSも単語登録しておくと便利です。

CSSの単語登録例
単語 読み 理由
font-size:%; fs font-size」の略
(※ よく使う単位「:%;」「:em;」なども一緒に登録)
line-height:1.8; lh line-hight」の略
(※ よく使う数値も一緒に登録)
#ce000d れd
(red)
red」の略
(※ よく使う色のコードを登録する)
/* hide(隠す)」の略
*/ っh
(hh)
hide(隠す)」の略 × 2連打
*/---------------------------*/ line(線)」の略

この中でもとくに「色コード」を単語登録しておくのはオススメです。

HTML特殊文字の単語登録例

HTML特殊文字の単語登録はかなり重宝します(参考:HTML特殊文字とは?)。

CSSの単語登録例
単語 読み 理由
&yen; いぇん; ¥(yen)」マークなので。うしろに「;」を追加。
&#92; ばっくすらっしゅ; \(バックスラッシュ)」マークなので。うしろに「;」を追加。
&amp; あんd; &(and)」マークなので。うしろに「;」を追加。
&nbsp; sp space(余白)」の略
&lt; <; <(山カッコ)」なので。うしろに「;」を追加。
&gt; >; >(山カッコ閉じ)」なので。うしろに「;」を追加。
&#91; 「;  [(角カッコ)」なので。うしろに「;」を追加。
&#93; 」;  ](角カッコ閉じ)」なので。うしろに「;」を追加。

【スマホ】「コード」を辞書登録する例

スマホでコードを入力する機会はほぼないと思われます。

もし登録する場合は、ふつうは言葉の頭にこない文字をくっつけて辞書登録する方法 がオススメです。

頭にくっつける文字の種類

  • ー(長音=伸ばし棒)

わたしの場合は、を語の頭に付けると「コード」というふうにルールを決めています。

コードの辞書登録例
単語 読み 理由
<h2> 「ー(長音)」+「イチ」の略
</h2> 「ー(長音)」× 2 +「イチ」の略
<strong> 「ー(長音)」+「トロング」の略
</strong> 「ー(長音)」× 2 +「イチ」の略

閉じタグの場合は、「長音」を2回繰り返して登録していますよ。

まとめ

本記事で紹介したコードの単語登録ですが、登録しておくとかなり便利です。

特に、色コードやHTML特殊文字などは登録しておくと、パッと使えるので重宝しますよ。

単語登録の魅力を広めよう!
ABOUT US
ヨス
データ入力のアルバイトをしていた20代のころ、頭を使わなくてもよい「単純作業」をいかに頭を使って効率化するかに情熱を燃やす。この経験から、自分が効率化に異常な関心があることに気づく。著書は『効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術』(KADOKAWA)と『読まれる・稼げる ブログ術大全』(日本実業出版社)。