本記事では「 😊 」や「 ✨ 」のような「絵文字」を辞書登録して活用する方法について解説しています。iPhoneの顔文字キーに辞書登録する方法はこちらです。
LINEやSNSで、今では欠かせない存在になった「 😂 」のような絵文字。
日本から世界にも進出し、英語でも「emoji」で通じるほどになったほどの勢いです。
本記事では、そんな絵文字の単語登録例を紹介します。
このページの目次
「絵文字」の注意点
絵文字とは「 😅 」「 😊 」や「 😇 」のような絵の文字のことです。顔だけでなく「 ✨ 」のようにいろんな種類がありますよね。
LINEをはじめ、絵文字を使うのが一般的になっているので、すでに使っている人がほとんどでしょう。
この絵文字を単語登録するのをオススメしていますが、2点だけ注意点があるので紹介します。
使っているアプリによって表示が違う
絵文字は、使っているアプリによってじゃっかん表示が変わります。
たとえば「笑顔」の絵文字は、LINE、Facebook、Instagram、X(旧・Twitter)では次のように表示されます。

なので「あれ? 思っていたのと違う?」と感じることもあるかもしれません。
テキストメールでは使えない
そして、テキストメールで絵文字を使うと文字化けします。
「テキストメール」というのは、太字や装飾などがいっさいできない昔ながらのメールのことです!
たとえば「ひさしぶり〜😊 」と打ったつもりでも、相手から見ると次のように「〓」に置き換わってしまいます。
メールでの文字化けの例
ひさしぶり〜〓
そのため、テキストメールで使いたい場合は「(^_^)」のように、記号などで作られた「顔文字」を使うしかありません。
とはいえ、LINEのような「メール以外の手段」を使う場合がほとんどなので、問題ないでしょう。
絵文字の単語登録の仕方
絵文字の単語登録の仕方はどうやるのか疑問に思いませんか?
実は、通常の文字と同じです。
入力した絵文字をコピーする
まずは絵文字を入力して、それをコピーしましょう。
たとえば、スマホアプリ「LINE」上で絵文字を入力した例をご覧ください。

このように、スマホの場合は選んだ絵文字の上で長押しし、コピーを選ぶだけ。
通常の文字と同じように登録する
コピーしたら、それを単語登録のウィンドウ上でペーストしてふつうの文字と同じようにすればOKです(参考:単語登録のやり方)。
単語登録例
- 😊
- にこえ
上の例ではにこえ(にこe)で登録しています。
「にこ」は「にこにこ顔」だからで「え」は「Emoji(絵文字)」という意味をもたせています(参考:アルファベット1文字を追加して単語登録)。
【ローマ字入力】「絵文字」を単語登録する例
パソコンでは絵文字を入力するのが手間なので、単語登録は必須だと言えるでしょう。
ローマ字入力で「絵文字」を単語登録する例を紹介します。
頻度が高くない絵文字を登録して入力時に選ぶ
まず紹介する絵文字を単語登録するテクニックは、頻度が高くない絵文字を登録して入力時に選ぶ方法です。
| 単語 | 読み | 理由 |
|---|---|---|
| 😘 | え; | 「Emoji(絵文字)」の略+セミコロン |
| 😡 | ||
| 🥶 | ||
| 😵💫 |
え;に単語登録している理由は、すこし説明が必要ですね。
本当は「Emoji(絵文字)」の頭文字であるEの1文字に登録したかったのですが、Eを押すと、母音のえとして入力されます。
そうなると絵と競合するため、単に「絵」と入力したいときに絵文字が出てきて邪魔をします。
😵💫
- 😵💫
- 😡
- 🥶
- 絵
- 😘
そこでセミコロンを追加するテクニックで、「絵」と競合するのを避けているのです。
非常によく使う絵文字を単体で単語登録
次に紹介するのは、非常によく使う絵文字を単体で単語登録する方法です。
| 単語 | 読み | 理由 |
|---|---|---|
| 😇 | てんしえ (てんしe) | 「天使」+E |
| 😊 | にこえ (にこe) | 「にこにこ」の略+E |
| 😢 | なきえ (なきe) | 「泣き」+E |
| 😂 | うれしえ (うれしe) | 「うれし泣き」の略 +E |
| 😅 | あせえ (あせe) | 「汗」+E |
| 😆 | わらえ (わらe) | 「わらい」+E |
| ✨ | きらえ (きらe) | 「きらきら」+E |
| 🏠 | いええ (いえe) | 「家」+E |
なぜ「読み」に「え」を加えているのでしょうか?
これは「Emoji(絵文字)」の頭文字である「 E 」を意味していて、変換候補が競合するのを避けるためです。
日本語入力ではEを押した瞬間にえになりますが、「e」のつもりです。
もし、わらに「 😆 」を登録してしまうと、ふつうに笑や藁と入力したいときに競合してしまいます。
😆
- 😆
- 笑
- 藁
- わらひらがな
そこで、日本語の「読み」には存在しないわらえ(わらe)に登録すれば、すぐに入力できるというわけ。
単語登録例
- 😆
- わらえ
厳密には「わらえ」だと、「笑う」の命令形「笑え」と競合しますが、入力する可能性がほぼないので気にしていません。
ただし、「笑え」をよく使う人の場合はほかの言葉に変更したほうがいいでしょう。
アルファベット1文字を追加して単語登録する方法もぜひご覧ください。
【スマホ】「絵文字」を辞書登録する例
続いて、「絵文字」をスマホ(フリック入力)で入力するときの辞書登録例を紹介します。
通常の辞書登録例
まずは、通常の辞書登録の方法から見てみます。
| 単語 | 読み | 理由 |
|---|---|---|
| 😇 | てんし | 「天使」なので |
| 😊 | にこ | 「にこにこ」の略 |
| 😢 | なき | 「泣き」なので |
| 😂 | うれ | 「うれし泣き」の略 |
| 😅 | あせ | 「汗」なので |
| 😆 | わら | 「わらい」の略 |
| ✨ | きら | 「きらきら」の略 |
| 🏠 | いえ | 「家」なので |
スマホのフリック入力の場合、変換候補との競合はそこまで気にしなくても大丈夫です。
スマホの場合は、端末によっては最初からてんしで入力できる場合が多いため、登録しなくてもいいかも。
【iPhoneの場合】「顔文字用キー」に登録
iPhoneの場合、顔文字用のキーにも登録できます。以下の^_^のキーですね。
| ☆123 | あ | か | さ | |
| ABC | た | な | は | 空白 |
| あいう | ま | や | ら | 改行 |
| ^_^ | わ | 、。?! |
「読み」を「☻」で辞書登録すると、この^_^キーを押したときに出るようになりますよ。
iPhoneでの辞書登録例
- 😊
- ☻
詳しくは、iPhoneの顔文字キーに辞書登録する方法をご覧ください。
まとめ
本記事では、世界にも進出した「絵文字」を単語登録する例を紹介しました。
スマホの場合は、基本的には登録しなくてもかんたんに出ますが、パソコンではそうはいきません。
パソコンではぜひ絵文字を単語登録して、快適に使ってくださいね。













