子音だけを取り出して「読み」に使う方法

子音だけを取り出して「読み」に使う

単語登録の「読み」は短いほど入力しやすいです。

でも「読み」が短いと、変換候補が重なってしまう……

その対策として、本記事では子音だけを取り出して単語登録の「読み」に使うという方法を紹介します。

「子音を取り出す」とは?

冒頭で述べた「子音(しいん)だけを取り出す」とはどういう意味でしょうか?

たとえば「かさ」をローマ字書きにすると「kasa」です。

では、試しに「kasa」のなかにある「子音」だけを取り出して見てみましょう。

子音はどれ?

kasa

そうです。「kasa」のなかにある子音は「 k 」と「 s 」です。

日本語では「 a(あ)・i(い)・u(う)・e(え)・o(お) 」が「母音(ぼいん)」で、それ以外はすべて子音ですよ!

ちなみに、子音を変えるだけで「sasa(笹)」や「kana(仮名)」や「tana(棚)」のように違う言葉になります。

子音だけを取り出して「読み」に使う

この「子音」だけを取り出して、単語登録の「読み」に使う方法があります。

たとえば「現在(genzai)」という言葉を単語登録するときにgzで登録するような感じです。

単語登録例

  • 現在
  • gz

ほかにも例をあげると次のようになります。

子音だけを取り出して単語登録する例
単語 読み 理由
情報 jh jouhou(情報)」の略
最近 sk saikin(最近)」の略
学校 gk gakkou(学校)」の略

子音だけを取り出して単語登録するときのポイント

では、子音だけを取り出して単語登録するときのポイントを紹介します。

覚えやすい子音2〜3文字を選ぶ

基本的には「覚えやすい子音2〜3文字」を選ぶようにしましょう。

4つの子音がある単語の例

たとえば「パスワード」という言葉には、次のように4つの子音があります。

子音はどれ?(ローマ字入力)

pasuwa-do

この4つの子音を使ってpswdという「読み」で単語登録してもいいのですが、4文字は入力しづらいですよね。

「読み」は短いほうが入力しやすいですから。

自分にとって覚えやすい子音を選ぶ

そこで、覚えやすい2〜3文字だけにしぼってみましょう。

わたしの場合は「 p 」と「 w 」が覚えやすいので、pwで「パスワード」という単語登録をしています。

単語登録例

  • パスワード
  • pw

もちろんpsで登録してもいいですし、pdで登録してもかまいません。

ここで大切なのは、自分にとって(・・・・・・)覚えやすい2〜3文字であることですから。

子音2〜3文字を取り出して単語登録する例

子音2〜3文字を取り出して単語登録する例をほかにも見てみましょう。

子音2文字を取り出して単語登録する例
単語 読み 理由
入力 んr
(nr)
nyuuryoku(入力)」の略
総合病院 sb sougoubyouin(総合病院)」の略
業務日報 gmん
(gmn)
gyoumunippou(業務日報)」の略

繰り返しになりますが、選ぶ2〜3つの子音は「自分にとって覚えやすいもの」です。

【参考】変換候補がほかの単語とかぶらないように

変換候補がほかの「登録している単語」と重ならないようにしましょう。

たとえばわたしの場合、psには「者」、pdには「製」を登録しています。

そのため「パスワード」をpspdに登録すると、次のように変換候補がかぶってしまうのです。

  1. パスワード

「変換候補」が競合するのはなるべく避けたいので、わたしの場合はpwに登録する以外の選択肢はありませんでした。

もしpwにすでに単語登録している言葉があるなら、pwdのように3文字にしてもいいですね。

変換候補が競合することについてはこちらで詳しく説明しています。

「変換候補が重なる」とはどういう意味?

母音からはじまる単語では母音を使ってもいい

子音だけを取り出して単語登録するときのポイントの2つ目は「母音からはじまる単語では母音を使ってもいい」ということです。

これは例を見たほうがはやいので、こちらをご覧ください。

母音からはじまる単語の例
単語 読み 理由
異常 いj
(ij)
ijou(異常)」の略
運動会 うdk
(udk)
undoukai(運動会)」の略
お疲れ様です おt
(ot)
otsukaresamadesu(お疲れ様です)」の略

逆に、母音を入れないと「読み」がしっくりこないはずです。

このように、単語登録の「読み」は「ひらがな」とアルファベットが混じって言葉になっていなくてもかまいません

ほかの言語のスペルを利用する

子音だけを取り出して単語登録するときのポイントの3つ目は「ほかの言語のスペルを「読み」に利用する」ということです。

外国語のスペルから子音を選び出す

今まで紹介したものは「gakkou(学校)」のように、日本語のスペルを使っていました。

でも、覚えられるものなら日本語である必要はありません

たとえば「昨日」という単語を登録する場合、ydで登録する感じです。

単語登録例

  • 昨日
  • yd

なぜydなのかというと、英語で「昨日」を「yesterday」と言うから。

「yesterday」のなかにある子音「 y 」と「 d 」を使ってydというわけですね。

同音異義語を入力し分けられる

なぜ英語のスペルを利用してわざわざ単語登録するのでしょうか?

同音異義語」を入力し分けられるからです。

たとえば「きのう」という「読み」の単語として「昨日」と「機能」が競合しています。

機能

  1. 機能
  2. 昨日

でも同じ発音なのは日本語上だけで、英語にすると次のようにまったく違う単語になります。

英語ではまったく違う発音の単語

  • 昨日 …… yesterday
  • 機能 …… function

そこで「昨日yd」に、「機能fc」に登録すると競合しないため、入力がスムーズになるのです。

英語のスペルを利用する単語登録例

英語のスペルを利用するほかの単語登録例も見てみましょう。

英語のスペルを利用する例
単語 読み 理由
mx mix(混ぜわせる)」の略
mt meetう)」の略
YouTube yt YouTube(ユーチューブ)」の略

同音異義語の登録だけでなく「YouTube」のような英単語を登録してもいいですね。

子音1文字に単語登録してもいい

子音を取り出して単語登録する方法ですが、究極的には子音1文字だけにしてもかまいません。

アルファベット1文字に登録している単語登録例
単語 読み 理由
down(下へ)」の略
forward(前へ)」の略
kagi(カギカッコ)」の略
━━━━━━━━━━ line(線)」の略
maru(丸)」の略
#
(n)
number(ナンバー)」の略
question(クエスチョン)」の略
return(戻る)」の略
sumitsuki(墨付きカッコ)」の略

こちらに関しては、アルファベット1文字に単語登録する方法に詳しく書いています。

アルファベット1文字に単語登録しよう

まとめ

本記事で紹介した「子音だけを取り出して『読み』に使用する方法」ですが、慣れるとかなり便利です。

最初は「あれ? なにに登録したっけ?」と、登録した「読み」を忘れてしまうかもしれません。

もし忘れたら、もう一度単語登録すれば大丈夫なので、どんどん利用してくださいね。