【単語登録の実例】AI用のプロンプトを速く入力する方法

単語登録の実例:プロンプトの単語登録

AIを使うときにはプロンプト(指示文)が必須です。

プロンプトは明確であるほどいいのですが、そうなると次のように文章も長くなってしまいます。

プロンプトの例

元の意味は変えずに、具体的な状況や例を足して、臨場感のある文章に書き換えてください。

こんなに長いプロンプトを毎回入力するなんて非効率ではないでしょうか?

そこで本記事では、プロンプトを単語登録しタイムパフォーマンスを上げる例を紹介します。

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プロンプトは明確なほうがいい

冒頭でも述べましたが、プロンプトは明確なほうがいいです。次のようなあいまいなプロンプトはやめましょう。

ダメなプロンプトの例

いい感じにまとめて。

明確なプロンプトにするポイントは次のとおりです。

気をつけるポイント

  • 目的を伝える
  • AIからの回答の「出力形式」を指定(表・箇条書きなど)
  • 文字数・段落数の指定
  • トーンや対象読者の指定(子ども向けなど)
  • 除外条件(専門用語は禁止など)

ただし、明確になればなるほど長くなり、毎回入力するのが大変なんですよね。

そこで単語登録を活用して、スムーズに入力できるようにしましょう。

【レベル別】AI用のプロンプトを単語登録するコツ

では、AI用のプロンプトを単語登録するときのコツをレベル別に紹介します。

【Lv.1】同じ「読み」に複数登録してカンペにする

AI用のプロンプトを単語登録する1つ目のコツは、同じ「読み」に複数のプロンプトを登録してカンペにすることです。

これは特にAI初心者にオススメですよ!

たとえば、いろいろなプロンプトをPにまとめて登録する例を紹介します(参考:アルファベット1文字に単語登録する技)。

単語読み理由
日本語に訳してください。 p 「Prompt(プロンプト)」の頭文字 P
要点を5行で要約し、最重要ポイントには★を付けてください。
メリットとデメリットをまとめてください。
同じ読みに複数のプロンプトを単語登録する例

このように、使えそうだなと思ったプロンプトなら、なんでもかんでもpに単語登録していくのです。

この登録方法の目的は「覚えているものを素早く呼び出す」のではなく、「どんなプロンプトがあったかを探しながら選ぶ」こと。

AIを使いはじめた初期のころはどのようなプロンプトを使えばいいのかが思い浮かばないことが多いので、プロンプトを選べるほうが便利なのです。

まるで「カンニングペーパー」のように使える単語登録術ですね!

「変換候補のある言葉」にあえて単語登録する技も参考にしてくださいね。

【Lv.2】よく使うプロンプトを個別登録

AI用のプロンプトを単語登録する2つ目のコツは、よく使うプロンプトがわかったら個別に登録することです。

なぜなら、単語登録は「選ぶ」という作業がないほうが素早く入力できるから。

わかりやすい言葉を使って次のように単語登録しましょう。

単語読み理由
日本語に訳してください。にほんごp「日本語」+P
要点を5行で要約し、最重要ポイントには★を付けてください。ようやくp「要約」の略 +P
メリットとデメリットをまとめてください。めりっとp「メリット」+P
よく使うプロンプトを単語登録する例

Pをつけているのは「プロンプト(Prompt)」の頭文字だからです(参考:アルファベットを追加して単語登録)。

えいご;のように;(セミコロン)を使うのもオススメです(参考:単語登録にセミコロンを活用しよう)。

【Lv.3】短い「読み」で単語登録

AI用のプロンプトを単語登録する3つ目のコツは、非常によく使うプロンプトが決まってきたら、さらに短く単語登録することです。

たとえば、次の例のように登録するとかなりスムーズです。

単語読み理由
日本語に訳してください。jp「Japanese(日本語)」の略 +P
要点を5行で要約し、最重要ポイントには★を付けてください。yp「Youyaku(要約)」の略 +P
メリットとデメリットをまとめてください。mdp「Merit Demerit(メリット・デメリット)」の略 +P
非常によく使うプロンプトを単語登録する例

素早く入力するためにアルファベット1文字、もしくは2文字の「読み」にPをつけるというルールにしています(参考:2〜3文字のアルファベットに単語登録)。

【ローマ字入力】「プロンプト」を単語登録する例

ここで紹介しているプロンプト例は100文字まで登録できるGoogle日本語入力を前提としています。

では、プロンプトを単語登録するときのオススメ例を紹介します。

汎用的に使えるプロンプト

単語読み理由
英語に訳してください。えいごp「英語」+P
日本語に訳してください。にほんごp「日本語」の略 +P
〇〇を埋めてください。まるp「まるまる」の略 +P
情報が間違っていないか確認、ファクトチェックしてください。ふぁくとp「ファクト」+P
この画像をテキストにしてください。おcrp
(ocrp)
「OCR(光学文字認識)」+P
ほかの部分は一切変更しないでください。かえないp「変えない」+P
次はこれをお願いします。つぎp「次」+P
汎用的に使えるプロンプトを単語登録する例

文章を改善してもらうプロンプト

単語読み理由
この文章をカジュアルなトーンで書いてください。かじゅあるp「カジュアル」+P
この文章をフォーマルにしてください。ふぉーまるp「フォーマル」+P
以下の文章を2つの文に分けてください。2つp「2つ」+P
この文章をわかりやすく改善してください。その際に同じ語尾が2回続かないように、語尾のバリエーションを変えてください。ぶんまつp「文末」+P
この文章にもう少し説得力を持たせてください。せっとくp「説得力」の略 +P
この文章で、文法ミス、スペルミス、表現が変なところはありますか?ぶんぽうp「文法」+P
文章を改善してもらうプロンプトを単語登録する例

文章を理解しやすくするプロンプト

単語読み理由
初心者向けにステップバイステップで説明してください。すてっぷp「ステップ」+P
こちらをまとめて議事録にしてください。ぎじろくp「議事録」+P
要点を5行で要約し、最重要ポイントには★を付けてください。ようやくp「要約」+P
メリットとデメリットをまとめてください。めりっとp「メリット」+P
箇条書きのリストにしてください。りすとp「リスト」+P
これらをわかりやすい表にしてください。ひょうp「表」+P
これらを比較して表形式で提示してください。ひかくp「比較」+P
詳しく説明してください。くわしくp「詳しく」+P
高校生にもわかるように専門用語を使わずに噛み砕いて解説してください。こうこうせいp「高校生」+P
文章を理解しやすくするプロンプトを単語登録する例

提案してもらうプロンプト

単語読み理由
具体的な例を挙げてください。れいp「例」+P
構成を考えてください。こうせいp「構成」+P
このアイデアは100点満点中、何点ですか?100点に近づけるために足りないところを指摘してください。なんてんp「何点」+P
この内容にタイトルとサブタイトルをつけてください。たいとるp「タイトル」+P
このプロジェクトを実現するためのネクストステップを3つ提案してください。ねくすとp「ネクスト」+P
優先順位をつけてください。ゆうせんp「優先」+P
提案してもらうプロンプトを単語登録する例

画像生成のプロンプト

単語読み理由
画像の横と縦の比率を横3:縦2にしてください。ひりつp「比率」+P
ピクセルアートにしてください。背景は透過でお願いします。どっとえp
「ドット絵(=ピクセルアート)」+P
画像生成のプロンプトを単語登録する例

Web制作関係のプロンプト

単語読み理由
コードブロックで囲んでください。こーどp「コードブロック」の略 +P
「,(カンマ)区切りのCSV形式」ではなく、マークダウンのテーブル形式でコードブロックで囲んで出力してください。てーぶるp「テーブル」+P
コピー&ペーストするとWordPressのブロックエディタにそのまま使える形のマークダウンでコードブロック (html) で囲んで書いてください。ぶろぐp「ブログ」+P
以下の箇条書きをHTMLのolやliを使用せず、コードブロック (html) で囲み、項目の先頭に「1.」「2.」のように連番をテキストとして含めてください。
や```htmlでは囲まないで。
れんばんp「連番」+P
コードは省略せずに、全文の完全版で提示してください。かんぜんp「完全」+P
そのほかのプロンプトを単語登録する例

先述したように、わたしは最後にPをつけたらプロンプトというルールにしています。

【スマホ】「プロンプト」を辞書登録する例

今度は、スマホでプロンプトを入力するときの例を紹介します。

次のように頭にんをつけて辞書登録するとほかの言葉と競合しないのでオススメです。

単語読み理由
日本語に訳してください。んにほんご「ん」+「日本語」
要点を5行で要約し、最重要ポイントには★を付けてください。んようやく「ん」+「要約」
メリットとデメリットをまとめてください。んめりっと「ん」+「メリット」
よく使うプロンプトをスマホに辞書登録する例

「ん」を頭につけているのは、ほかの変換候補と競合しないためです。

【参考】その他AIプロンプト関係の単語登録例

そのほかにAIプロンプト関係の単語登録例も紹介します。

プロンプト内で使うコードを単語登録

プロンプト内で使うコード(マークダウン)も単語登録しましょう。

単語読み理由
{b「bracket(カッコ)」の略
}っb
(bb)
「bracket(カッコ)」の略を2連打して単語登録
# h1「h1(見出し1)」だから
(※「##」のあとには半角スペースも登録)
## h2「h2(見出し2)」だから
(※「##」のあとには半角スペースも登録)
プロンプト内で使うコードを単語登録する例

複雑な指示をわかりやすく伝えるためには、これらのコードを使ったほうがAIに伝わりやすいです。

たとえば次の例のように。

プロンプトの例

メルマガを書いています。{近況}から{ゴール}につなげるためのうまい**つなぎの文章**を考えて。

## 近況
寒くなってきて、Tシャツで寝るのも限界になってきた。

## ゴール
当レストランの新メニューたこ焼きピザがオススメです。

マークダウンを単語登録する例もぜひご覧ください。

AI関連の言葉を単語登録

もし、AI関連の単語をよく使う場合は、それらも単語登録するのをオススメします。

単語読み理由
AIあい;
(ai;)
「AI」+ セミコロン
プロンプトpr「Prompt(プロンプト)」の略
ChatGPTちゃt
(chat)
「ChatGPT」の略
Gemini Notebookgん
(gn)
「Gemini Notebook」の略
Geminiげm
(gem)
「Gemini」の略
Deep Researchdp「Deep Research」の略
チャットボットぼt
(bot)
「Chatbot(チャットボット)」の略
ハルシネーションはl
(hal)
「Hallucination(ハルシネーション)」の略
テンプレートてm
(tem)
「Template(テンプレート)」の略
マークダウンmd「Markdown(マークダウン)」の略
AI関連の言葉を単語登録する例

「AI」をあい;に登録しているのに不思議に思われるかもしれません。

もちろんあいで変換すればAIを入力できますが、「愛」などと競合するので「セミコロン」をつけています。

あい;という日本語の「読み」は存在しないため、スムーズに入力できるようになりますよ。

まとめ

本記事ではプロンプトを単語登録するコツや登録例を紹介しました。

AIを使いこなす際にはかなり効率化が図れるので、ぜひ活用してみてくださいね。

なお、AIプロンプトを単語登録する際には、プロンプト圧縮するという技術も必要です。

テンプレートを圧縮や略語で単語登録するコツも、ぜひご覧ください。